白鳥沢○最強――じゃん？

35楽章 ページ43

蜜智side

((ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ...ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ...ﾋﾟ､ ｶﾁｯ!

蜜『今日は目覚ましさんより、早起きだよ〜』

そう、私は仮入部でも部活は部活でそれに運動部｡
早めに起きるという事を決意して
今日は、目覚ましより15分早く起きて今は制服に着替え終わっている。

蜜『...えーと、７時か〜髪縛って ご飯食べて 歯を磨いて、今日は教室で勉強しよ！』

いつもなら

こんな早く起きないし、テスト勉強も家でやる。


...。

でも、今回は全く勉強してない。
どうしよう｡昨日も部活の事とかノートニ写して寝ちゃったし

赤点とったら...

((ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ!

余計なことは考えない！

私は下に降りて、鞄を玄関に置いた

鳴「...お嬢、お目覚めが早いですね。おはようございます。」

蜜『うん､おはよう｡』

それだけ言って、洗面台に行って髪をゆいた。

蜜『......。』









鳴「！...お嬢、今日はポニーテールなんですね。」

蜜『うん...今日は、部活で練習試合だから...まだバレーの事知らないから､形だけでもと...

やっぱり、変かなぁ？』

鳴「...いぇ、とても新鮮です｡皆さんビックリするでしょうね」

ポニーテール久しぶり、中学２年生の体育祭以来な気がする。
高校に上がってからは低いサイドテールだったし。
結構高い位置で結んでるから首元スースーする。

鳴「...お嬢、今日の朝は？」

蜜『...うーん、ゼリー!!』

鳴「またですか？」

蜜『明日からはちゃんと食べるって』

そんな会話をして

私は家を出た。

蜜『行ってきまーす！』

((ｶﾞﾀﾝ

鳴「...頑張って下さい｡お嬢」









蜜『...夜中、雨降ってたんだっけ？」

清々しい、快晴の空 そこに太陽が顔を出して昨日の雨によって出来た水たまりをまるで砂漠に咲いたオアシスの様に照らしている。

蜜『...。』

彼女は、その水たまりを眺めた後 勢い良く駆け出した。

単語帳を取り出し、一つの限られたワクにびっしり書かれた化学反応式を確認しながら

走って、白鳥沢学園高校に向かった。

36楽章＊雨上がりハロー＊→←感謝 感激 喜び あられ！

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す