白鳥沢○最強――じゃん？

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私...使われるのかなぁ

そんな事を思ってついこんな事が頭をよぎった

"人を使って告白する､コクハクって意味あるの？"

それが､私を引き止めて

"分かった"の一言が出ない。

そんな、私を杏子ちゃんは心配そうに見ていた。

ｶﾞﾀﾝ...

蜜『...人を使っての告白は意味無いと思うよ？』

と､だけ言ってその場を去ろうとした。

杏子｢...!! あ､待って！違うの！私の言葉が足りなかった！ ちょっと手伝って欲しいの！｣

蜜『...？』

意味がわからなくて、彼女を見ることしか出来なかった。

彼女は、鞄から何かを取り出しそれを私に渡した。

私はそれに目をやる。

杏子｢それは､バレー部の皆さんへの差し入れで...クッキー｡

こっちは、牛島さんに渡して欲しいの...手紙の内容は、"明日の放課後裏庭に来て下さい"なのだから、告白の段階って言うか...｣

私は自分での大きな誤解と過ちに恥ずかしさが込み上げて

顔が赤くなるのを感じた。

蜜『っ！///////』

杏子｢？｣

ﾊﾞｯ！と杏子ちゃんに背を向けて、自分の口を片手で隠す。

蜜『...(うわぁ〜/////どうしよう、そんな事知らないで酷いこと言っちゃった。というよりなんで？！告白するの私じゃないのにこれ皆に渡すのすごく恥ずかしい!!//////)』

杏子｢？......？！あぁ！こんな時間！私､塾だった！ごめんね！蜜智ちゃん!!また明日ね！｣

と､言ってかなり急いで杏子ちゃんは出て行ってしまった。

こんな時間...

！？

ただ今、6時半

うわぁ!!もう､部活終了時間だよ！

急がなきゃ！

そうして、私も急いで体育館の方へ走った。









「ちょっと...｡｣

蜜『あ､...。』

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ラッキーカラー

あずきいろ

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