Seat substitute19 ページ21
「本当の友達がいないことに…」
何でも言い合えて時には意見のぶつかり合いで喧嘩になったとしても仲直りして信じ会える…
そんな友達がほしかった。
悩みも相談しあってお互いを高めあえるそんな友達が……
「いないのか?そんなやつ」
昔は、風君にいつも相談して喧嘩したり遊んだりしたよ
でも、高校に入ってから距離が遠いと言うか、話しかけずらかった。
いっぱい話したいのに…
部活だって私と違うし、隣の席なのに凄く遠い
「ハァー…お前ら焦れったいな」
どういうこと?
「お前たちが考えてることが恐ろしいくらい同じだってことだよ」
えっ……!?
「ほら、行ってこいよ…今日は、男子テニス部休みだろ?」
トンと、背中を押された気がした。
そして、自転車置き場まで走った。
「大丈夫……お前なら、素直になれる」
図書室に来た時よりも晴れ晴れとしたいい顔で戻ってこれるし…
友達との関係も修復出来るさ
お前が苦手意識をつくってた梨夏って子もただ嫉妬してただけだ
いつも、友達に囲まれていたAにな…
本当は、友達になりたかっただけだよ
まぁ、これは時が過ぎれば分かることか…
そして、俺は、“幸せを運ぶ幽霊”として、学校中に広まるのだった。
「俺は、いつもこの特等席で誰かが来るのを待っている……ずっとな」
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霧原萌絵 - 最後に感動した(T_T) (2014年3月21日 23時) (レス) id: 51a7de1e8e (このIDを非表示/違反報告)
小夏 - 私も、そんなことありました。 (2014年2月8日 11時) (レス) id: 981fd23b3e (このIDを非表示/違反報告)
清羅(´・ω・`)(プロフ) - いーなー...幽霊の友達欲しい... (2014年2月8日 10時) (レス) id: 536a53e751 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - いいですね。大賛成です。 (2014年2月4日 22時) (レス) id: a3f359aec3 (このIDを非表示/違反報告)
rinarina(プロフ) - すごく共感することばっかりで、楽しみにしています!がんばってください♪( ´▽`) (2014年1月26日 9時) (レス) id: a5cf067aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琉凜 | 作成日時:2014年1月25日 0時