初恋とセカンドキス【名前変換オリジナル】

㊻彼side ページ46

あれから、瀬田さんとまともに話していない。





文哉「瑞希〜今日カラオケ寄ってかね？」


「あー、いいよ？」


文哉「マジでー！？カノジョ出来てから付き合い悪かったもんな！とうとう振られた？」


「お前マジでうぜぇ…」









瀬田さん、あの時の事どう思ったかなぁ…




文哉「んで♡カノジョとは何回ヤったん？w」


「はぁ…！？！？」


文哉「お前と言ったら底なしのチャラ男じゃん？」











確かに…そうだけど、瀬田さんとはそんな事してないし
ましてやちゃんとキスもしてないし、ハグさえ…




「なんもしてねぇよ、ばか」


文哉「は？瑞希が！？！？意味わかんねぇー！どういう風の吹き回し？」


「なんでそうなんだよw」






文哉「はぁーあ、瑞希ってチキンなタイプだったわけね？」


「チキン？何言ってんの？」







文哉「だってそうだろ、嫌われたくないから手を出せないんだろ」








…………え？





文哉「最近、お前カノジョの事ばっかり考えてるしさ！そんなに本気な瑞希とか逆に気持ちわりぃわ」


「い、いやちょっと何言っちゃってんの？」









俺が…そんな、本気なわけないじゃん？
だって相手は瀬田さんで…



瀬田さん…だから








文哉「その子と付き合ってから言わなくなったじゃん。
後腐れのない気楽な関係が良いって」



「…そうだっけ」







文哉「そうそう、そんなに好きなら相手の子見てみたいわ」






「…」












文哉「おい、聞いて………」



















そっか俺、後腐れのない簡単な関係が良いとかほざいてたけど…



















「まじかよ……////！？」













瀬田さんとだけは、簡単に終わりたくないんだ

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