君の世界の端の秘密４【名前変換オリジナル】

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皮肉なことに、前の学校であんな風になっていなかったら今の私は御子柴くんと出会っていない。

こんなに幸せな日々が続くことも無く、ただただあの時の空っぽな私でいたんだろうか







でも、もう全部忘れる事にした。

今までのことはキッパリ過去にする。

だから蘭奈とも…声楽部での辛い音楽も

全部全部、ただの過去にする。







それがきっと…前に進める力になるから









――――――――――ピンポーン♪♪



「…！！」







――――ガチャ！








恭「やっほ〜♡」







「いらっしゃい…！！」









私の新しい世界は、大好きな君と共に…


これからも紡いでいくんだ。









恭「わ〜♡しばらくずっと一緒だね！」


「うん！夕飯は一緒に作ろうね」


恭「楽しみだ〜♡」





喜んで私の背中に抱きついてくる君が可愛い。
こんなにずっと一緒にいて…大丈夫かな？

こんなに幸せで…








恭「なんか、同棲してるみたい♡」


「確かに笑」









私と御子柴くんは同じ大学に進学することにした。
決して合わせたわけじゃない、六条さんのお兄さんがそこの大学を紹介してくれて興味を持った。



でもこれからも一緒なのは純粋に嬉しい









恭「しちゃう？大学生になったら」









「…………………え？」

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