君の世界の端の秘密３【名前変換オリジナル】

145 ページ45

「全く…お母さんも御子柴くんもずーっと喋ってるんだもん、びっくりしちゃう」



恭「あはは、ごめんね♡美海ちゃんママと話が合うみたいで」






御子柴くんを送りに外に出た。
まだ夕暮れだが、今日は御子柴くんはバイトらしく長くはいられない。








「修学旅行、楽しみだね」



恭「そうだね♡たくさんハワイ楽しも！」


「うん…！！」





君がいる世界はこんなに幸せで、暖かいものなのか

それとも…恋をしているから？

そんなことどうでもいいや、今は









恭「じゃあここまででいいよ！ありがとね♡」


「うん、バイト頑張って！」





御子柴くんは私の頭を撫でた。
私よりも大きくて、色白な綺麗な手でゆっくりと…




「は、恥ずかしい…///」


恭「大丈夫、誰も見てないよ♡」





御子柴くんとイチャイチャするのは相変わらず慣れない。だからこそ大事にされてるって分かってるのに




たまに…不安になる。









「泊まりの事……修学旅行終わってからだけど、本当にいいの？」


恭「いいよ♡俺一人暮らしだし、美海ちゃんと一緒にいられるとかラッキー♡」


「そっか」





泊まりって…そういう風になったりするの？
分からない。付き合ったことなんてないし、好きになったのも御子柴くんが初めてで何もかも分からない。






「…楽しみにしてるから///」



恭「うん…♡」









でも何故だろう。少し…ドキドキしているのは

146→←144

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す