君の世界の端の秘密３【名前変換オリジナル】

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――――――バレンタイン当日🍫💗








――――――ガラガラ…


「おはよー」




谷津「上城さぁぁぁーん！机までお荷物運びますよ！」


「え、何！？」






六条「谷津、バレンタイン欲しいんだよ」

「あ〜、なるほどね…」









御子柴くんはもう来てるかな？？

七橋さんもいない…








今日は一緒に帰る約束をしてあるから放課後に渡すんだ。
昨日ちゃんと作れたから…食べて欲しい。







六条「上城さん、私…渡せたよ///」


「え！？///ほんと！？」


六条「う、うん…///」









女子って大変だ。チョコレート1つ渡すのにたくさんの勇気が必要なんだから

それにこんな日じゃなければ渡すことも出来ないだろう






「…」









――――――――――放課後







恭「美海ちゃん♡帰ろっ！」


「うん、ちょっと待ってね」




よし、チョコレートもちゃんと持った。
後は帰り際に渡そう…！！


七橋さんは……





なんだか元気が無い様子だった。


大丈夫かな…









恭「ほら、帰ろう♡」


「う、うん…！！」









――――――――――――――









六条「あれ？七橋さんまだ残ってたの？」



七橋「…」


六条「どーしたの？なんだか様子が……」






七橋「…ｸﾞｽｯ」


六条「えぇ！？！？！？ちょ、ちょっと待って！私が泣かせちゃった！？えーっとどうしたらいいんだろう…」






七橋「…ダメだったの」


六条「え？」






七橋「好きな人には…大好きな人がいるから…！！」



六条「…」


七橋「…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ」





六条「よしよし、アイス奢ってやるから涙拭いて帰ろ？ね！」

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