君の世界の端の秘密【名前変換オリジナル】

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恭「君は…とっても優しい子なんだね」





「そんな事ないわ、私だって…御子柴くんの事情も知らずに最低だなんて言って…」





私は本当に浅はかだった。
きっとなにか事情がある、だって御子柴くんは


誰にも開かなかった私の心を

開いてくれたから。




そんな人がただただ女の子を傷つけるわけない







恭「俺の周りの子は、俺の事をクズだって肯定して中途半端な関係を続けている。
自分は悪いって認めたくないからだと思う。」




御子柴くんは…心を閉ざしたまま

誰かに後ろ指指されていても

誰かに依存してしまっている。






恭「でも何があったとしても、結果的に俺はこんなクズだよ？」



「…」





恭「そんなの美海ちゃんに嫌われても仕方ないって分かって…」


「違うって言ってるでしょ」







私は御子柴くんの目を見た。

透き通るような綺麗な目が、最初はしっかり見ることが出来なかった。



でも今は…








「クズだろうと女たらしだろうと知らないわよ！…私は御子柴くんじゃなきゃダメだって言ってるでしょ！！！！」




恭「…っ！」






「これは私の勝手なわがままだから…！
最低なんて言ってごめんなさい。」








頭の下げた


次の瞬間だった。









恭「美海ちゃん」





「…え？」









御子柴くんは優しく私を抱きしめた。

誰かにこんなに体を触られることは…初めてで

私の心臓は…ドンドン早く動いていた。

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