君の世界の端の秘密【名前変換オリジナル】

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恭「わ〜！！今日はオムライスなんだね！」


「お母さんが友達と分けてって多めに作ってくれたから一緒に食べよ！」



恭「お母さんさすが〜！！♡」






喜んでくれる顔が嬉しい。

楽しそうに笑う御子柴くんを見ていたい。

でも、彼女がいたら…終わりにしなきゃ






こんなの彼女に悪い。






恭「あ、美海ちゃんほっぺにケチャップついてる」


「え？嘘！」




取ろうと私はほっぺに手を当てると

御子柴くんはその手をスっと掴んだ…。





「…っ！///」





恭「素手でとったら汚れちゃうよ、俺ちゃんとティッシュ持ってるから！」






なんで今…心臓がグッと強調されるような
ドクッて動いたような



なんでそうなった…





「あ、ありがと…///」




恭「どういたしまして〜♡」









――――――――ピロピロピロピロ♪♪





御子柴くんのスマホが勢い良く鳴った。


テーブルに置いてあるスマホの画面に

電話をかけた人の名前が映し出される。







…女の子の名前だ。






恭「…ごめんね〜！ちょっと出るね」


「う、うん…」







変なの…大きく鳴った心臓が
グッと無くなってしまうみたい








苦しい…。




なんでこんなに苦しいんだ。



きっと…御子柴くんが自分を理解してくれる人だって思っていたからで


御子柴くんにとって私は…


そこまで特別じゃないから…







「…っ」

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