【３】エイリア最強少女は世界１を求めて【FFI編】

第１１４話「本音??」 ページ25

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おぉぉおおすっきりしたぁあああ!!!




稲妻病院を後にした私は盛大に心の中で叫びをあげた





貴女「(にしても確かに、一筋縄じゃいかなそうな父上でしたなぁ〜)」






私のお父さんとは違うタイプだけど、ああいう父親はきっとプレーを見ればわかってくれるはずだ


あとは豪炎寺の気持ち次第




まぁ会いに行ったことは内緒にしておかないと、怒りそうで怖いな←






貴女「さぁ!帰って練習しよう!!」







新必殺シュートを身に着けてからの私は、なんだか前に比べて心に余裕が出来た気がする



新しい技を持っていなかった頃の私は周りに追いついていくので必死で、他の人なんか眼中に入らなかった




でも、オフェンス技を２つも生み出せたことにより心に余裕が持てた




自分で言うのもなんだけど、テクニックだってめちゃくちゃ上がった






貴女「決勝戦の相手ってどこなんだろ」






未だにわかっていない次の相手



まぁ、誰が来ようと負けないけどね!!






貴女「そろそろあの技の練習もするかー!」








残り僅かな合宿所までの道のりを入って通った





*





私が戻ってくる頃には皆練習を始めていた







貴女「(やっば!)」






監督にばれてないといいなぁ…




少し離れた所からグランドに向かう途中、吹雪と土方が連携必殺技の練習をやっていた



見た所虎丸たちの所に比べると全然進展はないようで、吹雪の顏は複雑そうだった




そんな彼らとは正反対に、着実に息を合わせ始めた虎丸と豪炎寺



息はぴったりだったが、ゴールを割る事が出来ずボールは上に逸れた






貴女「……」




≪おれはサッカーをやりたいだけだったんだ≫





豪炎寺……





虎丸と豪炎寺の技が成功しないのは100％の確率で豪炎寺のせいだ



それはやっぱり将来の事と父親の存在…






≪俺は次の決勝戦でサッカーをやめる≫









豪炎寺







それが本当に心から言った









＿＿＿＿＿＿＿＿貴方の本音ですか?

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