≪夢小説≫ＺＥＲＯ

何も知らない6 ページ26

男｢うぉらあぁあ！！｣


貴方｢っ！｣


一体何処から出てきたのか、ある男が私にバットを持って襲いかかって来た。
その男はそのまま私にバットを振りかざした


けれど、来るはずの衝撃は来なかった―――




颯｢･･･っ｣


貴方｢右京･･･っ｣


男｢！？｣


颯｢いいから！そいつ押さえろ！！｣


貴方｢っ･･･｣


私は右京の指示通り男を押さえつけ、すぐに警察に通報をした。


右京はどうやら相手の攻撃が腕に当たったそうだ


貴方｢右京っ･･･何して･･･｣


颯｢警察には･･･通報したのか･･･｣


貴方｢うん、すぐにした。男は電柱にくくり付けてる･･･｣


颯｢へぇ･･･｣


貴方｢へぇ、じゃなくて･･･何で･･･｣


どうして助けたのか聞こうとすると、サイレンの音とともに警察官の走る足音が聞こえてきた


警察官1｢大丈夫ですか！！｣


颯｢俺は別に平気です、骨は折れてませんし｣


警察官1｢ですが、一応検査を･･･｣


颯｢いいです、本当に･･･｣


男｢くそっ･･･離せ！！｣


警察官2｢そっち押さえろ！！｣


警察官3｢はい！｣


貴方｢右京、一応病院に行った方がいいと思うけど･･･｣


颯｢いい、いらねー早く帰るぞ･･･｣


貴方｢でも･･･一応被害者だからその時の状況とか聞かれるし･･･帰ることは無理だよ･･･｣


右京｢ｯﾁ｣

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