《声優ですよ》3 (ページ3)

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江口「A～、お昼一緒に食べに行こーよー」

A「近付かないで下さい！！」

江口「えぇ！？なんで？(泣)」

腕を伸ばし制止させられる

A「またからかわれるのは御免なんで。」

江口「一緒にご飯食べに行こうって言ってるだけじゃーん、、」

スッと一歩踏み出すと

サッとAが一歩引く

江口「ねぇ、、」

スッ

サッ

江口「ちょっと、」

スッ

サッ

江口「ねぇぇぇぇ！ごめんてぇぇぇ！」

鋭い眼差しをかけるA

江口「ずっと離れてる訳にもいかないでしょ？」

A「そうですけどぉ、、、」

と下を向く

ニヤリ。

江口「隙あり！！」

伸ばされた腕ををスッと掴み引き寄せる

A「わっ！！」

江口「はい、これでゼロ距離～」

A「しまった！！」

後ろから抱き締めるもあんまり抵抗しないA

江口「また抵抗しないしー、、ちゃんと学んで？」

A「だっていい匂いするし、、正直、嗅いでたい(笑)」

笑いながら言う

なんて恐ろしい子、、

俺の気持ち分かって言ってるのかね、、？

江口「はぁ、、、んじゃずっと俺のそばに居て？」

Aの頭の上へあごを乗せる

A「あ！！」

上から覗き込もうとすると大声を出す

A「駒ちゃん！！」

タイミング悪いーー！！

A「駒ちゃっ、、ちょっと、もう離して下さーい」

抜け出そうとするA

江口「だめーー！」

A「なんでっ、、ちょ、駒ちゃん行っちゃう！」

離さない俺。

諦めたのか、もー、、と言いながらそのまま歩き出すA

A「駒ちゃんお疲れ様！」

江口「おつかれー」

駒田「お疲れでーす、ん？仲良しだ(笑)」

A「ひっつき虫なだけ。」

するっと腕だけ抜け出してハグを求めるA

駒田「この状況でも？(笑)」

俺がAに抱きついて、Aは駒ちゃんに抱きついて、駒ちゃんは俺ごと抱きしめて、、なんだこれ。

駒田「今日はこの位にしておこうかな、江口さんの目が恐いし(笑)」

じゃあねと去って行く

A「あー、駒ちゃーん、、足りない。」

しょぼくれるA

江口「俺でもいいじゃんー」

A「駒ちゃん独特の柔らかさとか温かさとか色々あるんですー」

江口「ふーん、、、」

そこで、ぐぅ、とお腹が鳴る

A「、、お腹空きましたね、」

Aを離す

江口「駒ちゃんは？」

A「食欲には勝てないです」

江口「よし、行こ！」

隣に並んで歩く

そんな俺は食欲にも駒ちゃんにも勝てない

。