《声優ですよ》2 (ページ3)

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。

壮馬と別れ、マネージャーの元へ向かう

とぼとぼと歩く中
事務所内は少し忙しそう

記事の件でかな、、

一人でいると、不安になってきた

と、マネージャーが走ってやって来た

マネ「A！大丈夫ですか？」

A 「、、マネージャー、、、迷惑かけて、すいません。」

マネ「何言ってるんですか！迷惑だなんて思ってません！そんなに悲しい顔しないっ！」

あぁ、いつものマネージャーだ

A 「記事の事、、あれ嘘です！私も鈴村さんも、そんな関係じゃありません！」

声を荒らげる

マネ「そんなこと分かってますよ！」

え？と気の抜けた声が出た

マネ「この4年、ずっと一緒に仕事してきたんです！Aがこんな事するはずがないのは、一番良く分かってるつもりです！それに、不倫なんて、そんな器用な事出来ないですもんね(笑)」

優しく微笑むマネージャー

A 「マネージャー、、、ありがとうございます。信じてくれて。」

うぅ、また涙がぶり返す

マネ「泣かないで下さいよ？これからお仕事なんですから。、、、もし行きたくないんだったら、遠慮なく言ってくださいね。調整しますから！」

ブンブンッと首を横に振る

A 「仕事には行きます。行かなかったら、逃げたも同然ですから。人にどんな目で見られようと、、私、声優ですから！」

マネ「うぅ、、、強くなりましたね、感慨深いです。、、、私が泣きそう。」

A 「泣かないで下さいよ～(笑)、、あ、壮馬！遅いよー」

壮馬の姿が見えて少し安心する

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壮馬「仕事、さすがについては行けないけど、迎えには行くから」

いつもなら
もう子供じゃないから！
なんて言う所だが、今日ばかりは

A 「、、ありがとう。」

少しでも1人で居たくない。

悪い事ばかり考えてしまうから。

でも、現場に行ったら1人。

不安で押し潰されそうになるが

お父さんもお母さんも頑張ってくれてるはず。

、、、

お父さん、お母さん、美和

あぁ、、家族の声が聞きたい

。