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真礼ちゃんはお風呂へ向かった
途中トイレへ向かうとバスルームから聞こえる鼻歌
楽しそう(笑)こりゃ長風呂になるかな？
と考える
部屋へ戻りソファへ腰を下ろす
いい感じに酔いがまわる
快適な温度の部屋で1人。
雄馬くんの事を嫌でも考えてしまう
、、どうしたらいいんだろう。
そばにあるブタのクッションを抱き締める
ガチャッと扉が開く音
A 「雄馬くん、？」
幻？
A 「っえ？どうしたの？ごめん、まぁちゃん今お風呂入ってて、」
雄馬 「いや、Aに用事。」
ん？私？
なになに、、怖い。。
雄馬 「ごめん！大人げなかった、避けたりして。。姉さんから怒られた。」
真礼ちゃん、仕事が早い。
雄馬 「Aが悲しい顔してるって聞いて、悪いことしたなって。」
シュンとする雄馬くん
A 「そ、そんな顔しないで！別に謝って欲しくないし！私はまた雄馬くんと仲良く出来るだけで嬉しいよ！」
雄馬 「はぁー、、、ホッとしたのと、相変わらずだなってのと、、」
A 「？」
雄馬 「俺はね、怒ってたの！」
A 「え、」
やっぱり怒ってたんだ。
雄馬 「俺の事、ぜんっぜん意識してくれないし！男だよって言っても！性別の話してるんじゃないから！それと！」
言葉が止まる
雄馬 「それと、、、、鈍すぎ。」
その場へ座り込みはぁー、、、とため息
A 「あの、、ごめんね？色々と、あるみたいで、、すいません。」
上目遣いで見てくる雄馬くん
かわいい。
スっと立ち上がり
抱き締められる
ぎゅー。
A 「ん！？雄馬くん！？どうしたの！？」
何も答えない雄馬くんに困惑
心音が響く
A 「ちょっとー！慣れてないからドキドキするんですけどー。。」
雄馬 「ドキドキしてくれるんだ？」
A 「当たり前でしょ！」
ふーん。と言うも離してくれない
そこへガチャリと扉が開き真礼ちゃんの姿
真礼 「あ、、、ごめん、姉さん髪乾かしてくるから、ごゆっくり。」
A 「えぇ？まぁちゃっ！ちがっ！違うよ！？」
雄馬 「姉さん、タイミング悪すぎ。」
いつの間にか解放され自由になっていた
雄馬 「いい所だったのにねー？」
悪戯に笑う
ーー
髪を乾かし部屋へと戻ると、2人とも笑い合い楽しそうにしていた
仲直り？したみたいで良かった。
雄馬は子どもみたいだし、Aもな〜
自分の鈍さに気づいてるのかな。。
あぁ、Aに向けられている好意をどう分からせてあげたらいいのやら。。
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作者名：ki | 作成日時：2020年6月22日 20時
