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。
坂本 「Aはいい人いないの？」
発せられた言葉に でたよ。とため息
美和 「お姉ちゃんに聞いたって無駄無駄！」
妹からはこの扱い
坂本 「可愛いのに、、？モテるでしょ？」
A 「可愛いなんて本気で言ってくれるの家族くらいのもんよ。」
坂本 「うっそだぁ〜」
美和 「それは絶対うそ！言ってもらうけどお姉ちゃんが本気にとってないだけでしょ！」
さすが妹、分かってる。
A 「可愛いなんてお世辞に決まってるじゃん」
坂本 「じゃあ言われたことはあるんだ？」
A 「まぁ。」
だれだれ？と聞いてくる
A 「そんなに興味ある話？これ」
坂本 「ありまくりよ！可愛い娘の恋バナ、、Aからはあんまり聞かないし。」
美和 「いっつも私の恋バナばっかじゃん」
坂本 「Aももう23だし、友達だって結婚してる人もいるでしょ？そうよ、今度結婚式あるんだよね？」
美和 「そうそう、施設の時から友達！お姉ちゃんと行くの！たしか、25歳だったかな」
坂本 「ほらぁ〜！」
A 「なにが？」
坂本 「そろそろいい人見つけて。ってこと！」
身を乗り出す
A 「、、別に1人でも楽しいよ？」
坂本 「そうかもしれないけど、安心させて？」
静かに微笑む
こわ、、
A 「でも？結婚したら家庭に縛られるでしょ？」
坂本 「別に結婚しろとは言ってない。彼氏でいいの。」
A 「、、仕事辞めてくれって言う奴かも！」
坂本 「声優の仕事を理解してくれる人を選べばいい。」
美和 「お姉ちゃん、男を見る目だけはあるからね！」
A 「だけってなによ。」
坂本 「健一さんみたいな人がいいわね」
一歩も引かない母。。
美和 「もはや声優さんでいいじゃん！相手！」
坂本 「あ〜！それいいかも〜！」
A 「何勝手に決めてんのよ。それに同業者なんて、お父さんが許さないでしょ！」
、、勝った。
これは勝った。
絶対にお父さんは許さないはず！
決まった！
確かにそうね〜と言うはず！！
坂本 「それは私が言い負かす！」
いや、そんな横暴な。
坂本 「健一さんだって声優の私と結婚してるのよ？そんな事言う権利なし。って言い負かすわ」
なに！？
声優を知っているからこそ許さないはずだったのに、、
しまった。。
お母さんも声優だった。。
坂本 「A可愛いからすぐ出来ちゃうね！」
あぁ、もういいや。
完敗。
A 「、、善処します。」
と、とりあえず言っておく。
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作者名：ki | 作成日時：2020年6月22日 20時
