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喜怒哀楽 ページ2

小野side


結局買ってしまった…


A「小野さん、マカロンいります?」

小野「俺が買ったんだけどね…うん、ちょうだい」

A「はい、どうぞ」

小野「……ん、おいしい」

A「ですよね!私ここのマカロン好きなんです。行きつけのお店なんですよ」



小野さんの口にあって良かった なんて笑う横顔は夕日に照らされて綺麗だった


肌もすべすべで、透き通るように真っ白できめ細かい

髪は風が吹く度なびいて香水の使ってないシャンプーの純粋な香りがする

指も足も細くすらっと伸びてて…

瞳は目標を目指して、覚悟を決めているような熱い意思を感じさせる

唇はあんな凄い声を出すとは思えないほど女の子らしいナチュラルな色をしていて

いつもみんなに見せる笑顔は、俺が触れでもしたら崩れてしまうくらい儚い

夕日のせいか赤く染まる頬は本当に愛おしい


考えたら考えるだけ沢山出てくる
容姿だけでなくて、
Aちゃんの魅力はもっともっとある

これを素直にこの子に伝えられたらいいのに…



A「ああ!!」

小野「うわぁ!え、何?」

A「にゃーさん!」

小野「……へ?」


A「にゃーさん取りにいくの忘れてました!!」


まるで世界の終わりみたいな顔をして
分かりやすく慌てるAちゃん
サーっと血の気が引いていく

監督に合格を貰った時の顔
さっきの怒った顔
そしてみんなに見せる笑顔
今の慌ててる表情

本当に喜怒哀楽がはっきりしてる人だなぁ


A「どどどどどどうしましょう!もう家ついちゃったし…」

小野「住所もらってるよね?なら大丈…」

A「でももうこんな夕方だしっ普通ならお店閉まってる時間だしっ」

本気で慌ててるみたいだね
でも…


小野「あのねAちゃん、よく聞いて」

A「え?は、はい」


小野「神谷さんが猫を預けてる所、お店じゃないんだ」

A「…は、」

小野「実はね、その住所、









俺の家の住所なんだ」







A「は、……はあああああ!?」


わ、めっちゃ驚いてる
本当に面白い
一緒にいて楽しいし飽きない
俺はこういう所にも惹かれたのかな


小野「しかも、ここ俺んち」


A「えええ!?こ…ええ!?ここ!?え…私の家のド真どなりじゃないですか!!!」

小野「今まで黙っててごめんね、サプライズの方が驚くと思ってw」

A「っはぁ、とりあえず…にゃーさん奪還します」


小野「奪還って…俺ヒロCに頼まれて預かってたのに…」

腹が立つ→←ごめんなさい嘘です。



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なき - 黒猫の影さん、もしよろしければ、私とお友逹になってください!! (2016年8月29日 1時) (レス) id: 59692f7e48 (このIDを非表示/違反報告)
しの - スッゴクおもしろいです!この小説を作って下さりありがとうございます! (2016年2月11日 15時) (レス) id: 542be794cd (このIDを非表示/違反報告)
アカイトリ - いつも楽しく読ませてもらっています。私は高校受験を控えているので、合間を見つけては親の目を盗みながら読んでいます。笑これからもがんばってください!よかったらでいいんですが、お友達になってくれませんか?よろしくお願いします。 (2015年8月30日 13時) (レス) id: 1216d9e87f (このIDを非表示/違反報告)
イア - リップ音は、小野Dがおすすめですね★←YouTu beでも、ニコ動でも聴けますよ〜!私は鼻血が止まりませんでした!← (2014年3月23日 22時) (レス) id: 948a3332f0 (このIDを非表示/違反報告)
樹里那 - 黒猫の影さん» 了解です(*^▽^*) (2014年3月15日 20時) (レス) id: d7c147c925 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫の影 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2013年3月18日 19時

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