逆先夏目の幼馴染みは音楽の天才だった！4

139日目。過去編 ページ41

私は必死に考えた。

何がいけなかったのか。

どこから間違えたのか。

必死に頭を使って考えた。

香「あらあら？そんなに考えても、結果は変わらないわよ？私はあなたのことを1度も信じたりとか？親友だとか？思ったことはなかったわよ？それよりも！お返しくれるわよね？お金持ちの私に逆らったらもちろん！家族共々日本に暮らせないと思って？」


あぁ、必死に考える必要なかったじゃないか。


答えは決まっていたのに。


何がいけなかったのか、
どこから間違いだったのか


そんなもの、



最初からだ。


香「殺 りなさい」


その言葉で男たちが私に向かってくる。



香奈…このやり方間違ってるよ…




香「ふふ、それがあなたの答え？」


私の目の前には倒れた男たち。


香「私に逆らったんだから今日であなたたち家族は！

A「山川香奈。お前の父は山川啓文。母は山川紗栄。その2人が経営している会社は＿＿会社だな？」

んふふ、そーよ？なに？今更？」

A「そう。では、お前はもう、日本に居れないかもな。」

香「は？何言って＿」



ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ



香「？パパから…？もしもーし！パパどうしたの？…えっ！？どういうこと？！会社が倒産した！？なんで！！…えっ、嘘でしょ？…あっ…、…あんた！何したのよ！！」


そう睨みながら私に問いかけてくる香奈。


間違っているからこそ…


A「あら？この状況になっても分からないの？そこまでお馬鹿だった？」


正しておかないとな。

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