私の学校は何かがおかしいっ！！[男性声優] 3

10月 教育実習生 / 過去の生徒 〜下野side〜 ページ8

久々の晴嵐高校。

僕は、教育実習生として、この地に帰ってきた。

朝、職員室。

下野｢神谷先生！！｣

神谷｢おお、下野。久しぶりだな。｣

下野｢はいヾ(*´∀｀*)ﾉ｣

〜クラスに入る前〜

緊張するな……

このクラスには、唯一の女子生徒がいるらしい。

下野｢神谷先生｣

神谷｢ん？｣

下野｢俺、優月のお墓参りに行きたいんですけど、場所、何処ですか？｣

神谷｢……なんで俺に聞く？｣

下野｢だって、優月のことを知ってるのは先生だけじゃないですか。｣

神谷｢……まあ、な。｣

〜クラスに入った後〜

ま、まさか……！！

優月の妹がこのクラスにいるなんて……！！

下野｢なんで黙ってたんですか！！｣

神谷｢そ、そんなに怒ることか？｣

下野｢怒ってるんじゃないです、呆れてるんです。｣

神谷｢え？｣

下野｢はあ……先生、僕がAちゃんになにか吹き込んで、優月の血筋であるAちゃんに嫌われたくなかったんでしょ？｣

神谷｢！｣ﾋﾞｸｯ

下野｢図星ですね。｣

神谷｢ちっ、違っ！そんなことは！！｣

下野｢そんな肝が小さい先生を、優月は昔のように好きになってはくれませんよ？｣

神谷｢！！……お前、知って……！｣

下野｢知ってましたよ。……僕と優月が別れた後に、あなた達が付き合っていたことくらい。｣

神谷｢……｣

下野｢大丈夫ですよ、別に先生を恨んでいません。……優月が幸せになるためには、先生がそばにいる方が良かったってことですから。｣

神谷｢……いや、俺はあいつを幸せになんて、できなかった。できていたら、こんな結果になってないだろ？｣

下野｢……｣

10月 教育実習生 / 過去の生徒 6→←あ、せやせや(。-∀-)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す