第二十八話 カフェー ページ32
愛染Aside
？？「A様！」
『…千代様。』
私に駆け寄る一人の女性、
話を聞くに、先程の事件の加害者について話があるようで、私は彼女を連れて近くのカフェーに足を運んだ。
カフェーに入れば、私が特高警察であるのを気にしたのか、一番奥の個室へと案内され、そこに義勇達を含む六人で座った。
竈門「えっと、そちらの方は…」
『あぁ、紹介がまだでしたね。彼女は橘千代様。こことは別のカフェーで女給をなさっています。』
橘「お、お恥ずかしながら…よろしくお願い致します、鬼狩り様。」
薄らと頬を染める彼女に、善逸くんが鼻の下を伸ばしていたが、まぁそれは予測済みなので彼は私を挟んだ千代様の反対側に座らせた。
つまり、善逸くん・私・千代様の順と言う訳だ。
軽く自己紹介を済ませ、本題に入る。
『それで、あそこで何を見たのです？』
橘「二人の男の人を。お一人は最近よく見る気が動転なさっているような方で、もうお一方は瞳が真っ赤に染まっておられて…それから、血の匂いがしたんです。」
『…そうですか。それだけあれば充分ですね。ありがとうございます、千代様。』
嘴平「はぁ？！お前、もう犯人が分かったのかよ！！」
向かいの座席に座った伊之助くんが声を荒らげる。隣に座る炭治郎くんがいなければ、私に掴みかかっていたのでは？と思う程の勢いだったが、道中の彼の性格を見るに、これは日常茶飯事の様で、さ程気にしなかった。
それでも、やはりこれだけの情報で犯人を特定するのは至難の業なのだろう、炭治郎くんや隣に座る善逸くんも眉に皺を刻み、私を見ている。表情が変わらないのはやはり、義勇のみだった。
『…ご心配には及びません。私、記憶力には自信があるんです。一度見たものは意識して忘れようとしない限り消えません。…近くの山へ向かいますよ。』
義勇「あぁ。」
義勇だけが小さく返事をし、私達はカフェーを出た。入口に二つの小さな人影。
我妻「あっ…さっきの！」
？？「は？誰だよお前。なんでAさんと一緒にいんの？なんでこんなちんちくりんがAさんと一緒に行動してんの？有り得ないんだけど。」
？？「ちょ、ちょっと鶴！」
どうやら、可愛い後輩が待っていたようだ。
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夜透田 流(プロフ) - もやし好きのもやしさん» いえいえ！！むしろこんなんですみません！！ありがとうございます、頑張ります！！ (2019年10月30日 17時) (
レス) id: 787493054e (このIDを非表示/違反報告)
もやし好きのもやし(プロフ) - うわあああコラボありがとうございますぅぅう！！うちの桜花がお世話になりました…！これからも応援しています！！！ (2019年10月30日 17時) (レス) id: 6a4e808260 (このIDを非表示/違反報告)
夜透田 流(プロフ) - 恋歌さん» ありがとうございます、頑張りますね！！ (2019年10月27日 21時) (レス) id: 787493054e (このIDを非表示/違反報告)
恋歌 - これからも頑張ってください！応援しています！！ (2019年10月27日 20時) (レス) id: 70b9e10207 (このIDを非表示/違反報告)
夜透田 流(プロフ) - 恋歌さん» コメントありがとうございます！これからじわじわと思い知らされていきます…ちゃんと後悔して反省できると良いですね…書くのは僕なんですが(( (2019年10月27日 10時) (レス) id: 787493054e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜透田 流 | 作成日時：2019年10月10日 7時
