第二十六話 名前 ページ29
竈門炭治郎side
『お見苦しい所をお見せしました。もう、大丈夫です。浅草へ向かいましょう…炭治郎くん、善逸くん、伊之助くん、それから…義勇。』
我妻「んふ、んふふ、んふふふふふ…」
嘴平「気持ち悪いぞ紋逸。」
名前呼びになったAさんからは、陽だまりのような暖かい匂いがした。今までのぎこちない笑顔ではなく、本物の優しい笑顔を見せて、彼女は先陣を切った。
竈門「義勇さんは呼び捨てで呼ばれてますけど…恋仲か何かですか?」
我妻「たっ、確かに!!ど、どどどどうなんですかそこんとこ!!!!」
冨岡「煩い。…別に、そんなんじゃない。一時期だけ師を共にしただけだ。」
竈門「師を…っじゃあ、Aの師範って鱗滝さんなのか?!!」
まさか、彼女と同じに師範に習っていたとは思わず、俺は少し前を歩く彼女に駆け寄った。
『いえ、私の師範は
嘴平「そう言えば、Aの呼吸は何なんだよ。」
我妻「さっきの話だと、闇柱だから…闇の呼吸とか?」
過去の話は、義勇さんとAから聞いた。
彼女へのその酷い仕打ちに、俺達は柱に対し酷く幻滅した。勿論、一度信じてやれなかった冨岡さんにも、少しばかり憤慨した。
取り敢えず頭突きした。
その話を聞いた時、"闇柱"と"光柱"の存在も知ったのだ。数年前にやめた闇柱と、長期任務から帰ってきたばかりの光柱。
今回の話を聞いて、俺達がどちらを信じるかなんて一目瞭然だった。
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夜透田 流(プロフ) - もやし好きのもやしさん» いえいえ!!むしろこんなんですみません!!ありがとうございます、頑張ります!! (2019年10月30日 17時) (レス) id: 787493054e (このIDを非表示/違反報告)
もやし好きのもやし(プロフ) - うわあああコラボありがとうございますぅぅう!!うちの桜花がお世話になりました…!これからも応援しています!!! (2019年10月30日 17時) (レス) id: 6a4e808260 (このIDを非表示/違反報告)
夜透田 流(プロフ) - 恋歌さん» ありがとうございます、頑張りますね!! (2019年10月27日 21時) (レス) id: 787493054e (このIDを非表示/違反報告)
恋歌 - これからも頑張ってください!応援しています!! (2019年10月27日 20時) (レス) id: 70b9e10207 (このIDを非表示/違反報告)
夜透田 流(プロフ) - 恋歌さん» コメントありがとうございます!これからじわじわと思い知らされていきます…ちゃんと後悔して反省できると良いですね…書くのは僕なんですが(( (2019年10月27日 10時) (レス) id: 787493054e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜透田 流 | 作成日時:2019年10月10日 7時