第二十四話 効果は如何程 ページ27
愛染Aside
我妻「ねぇ待って?ちょっと待って?Aちゃんが持ってるそれってさ、や、そんな事ないと信じたいんだけどこの場合それってさ、あれだよね?ね?え?嘘って言って????」
『これが処分薬です。』
我妻「見事に期待を裏切ってくれてありがとうもういやァァァァァァァァァ!!!!(汚い高音)」
目の前の小瓶を指差しながら震えた声で問い掛ける我妻くんの期待を裏切れば、彼は凄い勢いで後退りながら叫んだ。よくあんな高音出るな。
私はその小瓶の錠剤を一粒取り出し、自身の手に乗せる。冨岡さんと竈門くんはそれを恐る恐る覗き込む。
我妻「待って????なんで取り出したの????」
『うふふふふふふ。』
我妻「こっっっわ!!!!」
次の瞬間、私はその錠剤を自身の口の中に放り込み、飲み込んだ。
竈門くんと我妻くん、顔は見えないが嘴平くんの三人が何かよく分からない叫び声を上げて絶叫。冨岡さんは、本当に私が嫌いなのか?と問い掛けたくなるほど焦った顔で、私の肩を掴んだ。
冨岡「馬鹿か!!今すぐ吐き出せ!!」
『無理です飲んじゃいました。』
我妻「なんで今自害?!!普通今死のうとする?!!可笑しくない?!ねぇ?!!死なないでAちゃァァァァァァ(汚い高音)」
『あっはは、これ即効性ですから死ぬかも。』
竈門「し、しし死ぬなA!!生きろ!!そなたは美しい?!!」
『違う作品混ぜないで頂けます??』
嘴平「つーか即効性ならもう死んでんだろ。」
嘴平くんの冷静な指摘に、私の肩を掴んでいた冨岡さん、混乱しまくっていた竈門くん、鼻水垂らして叫んでいた我妻くんは、我に返った。
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夜透田 流(プロフ) - もやし好きのもやしさん» いえいえ!!むしろこんなんですみません!!ありがとうございます、頑張ります!! (2019年10月30日 17時) (レス) id: 787493054e (このIDを非表示/違反報告)
もやし好きのもやし(プロフ) - うわあああコラボありがとうございますぅぅう!!うちの桜花がお世話になりました…!これからも応援しています!!! (2019年10月30日 17時) (レス) id: 6a4e808260 (このIDを非表示/違反報告)
夜透田 流(プロフ) - 恋歌さん» ありがとうございます、頑張りますね!! (2019年10月27日 21時) (レス) id: 787493054e (このIDを非表示/違反報告)
恋歌 - これからも頑張ってください!応援しています!! (2019年10月27日 20時) (レス) id: 70b9e10207 (このIDを非表示/違反報告)
夜透田 流(プロフ) - 恋歌さん» コメントありがとうございます!これからじわじわと思い知らされていきます…ちゃんと後悔して反省できると良いですね…書くのは僕なんですが(( (2019年10月27日 10時) (レス) id: 787493054e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜透田 流 | 作成日時:2019年10月10日 7時