くまさんの小説風占い！

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それは、唐突に訪れた。＿＿＿＿「なぁ、文学部、廃部だってよ」「「「………は？？」」」いやいやまさか。俺達の楽園が潰れるわけが。だって、部員も5人を越えていて。潰れていた美術部もとり入れることにして。数年前は美術コンクールの金賞やシナリオコンテストでの審査員賞をとっていたじゃないか。それが、どうして。先程衝撃発言をした張本人、本田は俺達の驚いた顔を気にせず付け加える。「いやなんか、最近の部活動報告がされてないことと、春の部活勧誘で新入部員が入らなかったこと、だって。顧問も悔しそうだったけど学年主任には逆らえねーよなー」たしかに、月課である部活動報告を少ーし怠ったりはしたけど。部活勧誘のために作った小説はほぼ読まれず、新品のまま保管されてはいるけど。「んなの納得いかねぇよ」「まぁ、そうだよな」俺のぼやきに賛同した山田も、顔が不機嫌そうだ。「なら、部員増やせばいいんじゃねーの？」ふと思いついたように加藤が提案する。確かにそうなんだけどな…「なぁ本田、廃部になんのっていつだ？」「は？知らね……あ、文化祭あたりとか言ってたな…」「文化祭ってことは10月か…それまでにできる、部員を増やせる方法ってねーかなぁ……」執筆状態：連載中