このドS教師達め！ ページ13
「ゔおおおおおい！寝るんじゃねえ！」
「ハイ！寝てません！起きてます！」
スクアーロの大声で何とか意識を取り戻した私は、見え見えな言い訳を言ってしまった…待てよ、大声？
「そうだ！私がまた眠たらスクアーロがさっきみたいに起こしてよ！」
「言い訳をしておきながら、自分から寝たと認めたな。ドカス」
「う…」
「眠くなること自体ダメだ。オイ、立て」
「え？別にいいけど」
ザンザスの指示に従う
「カス鮫、お前がここに座れ」
「え！？スクアーロが座るの？まさか…立って勉強」
「そんなわけねえだろ。てめえもここに座れ」
「…ん？」
急に何を言い出すんだ？
「なるほどなぁ。A！ぐずぐずしてねえで、ここに座れ！」
「えええええええ！」
ウソでしょ？
つまり、スクアーロが座って、さらにその上に私が座るんでしょ！？
「確かに、これなら絶対寝れないけど…」
そんな事したら、心臓が持たない！
もしかして、二人が私の推しだとは知ってても、恋してるって知らないの？
『どうした？早く座れ』
違う！この二人知っててわざとだな！
笑いが全然、噛み殺せてない！
「これの答えは？」
「…町人？」
「ドカスが、全然違うぞ」
「ひう！…スクアーロ、そろそろ、それヤメテ…」
いつからこんな事になってしまったんだろう
ただでさえ、スクアーロとゼロ距離で心臓破裂しそうだったのにザンザスが
「カス鮫、コイツがミスったら仕置きしろ」
って言ったせいで、甘噛みをするようになっちゃった
「何でだぁ？ミスんなきゃいいだろ」
「そんな完璧に答えられないよ！じゃあ、せめて耳だけはやめて」
「なぜ、そこだけ嫌がる」
ザンザスが目ざとく聞いてくる
言い逃れするすべはない
「…弱いから」
「ほう」
スクアーロがニヤッと笑ったから悪い予感がしたが遅かった
「んアッ！何で？間違えてないじゃん！」
「一回ぐらいいいだろ？それに…嫌がってる声じゃなかったぜ？」
…わざわざ、羞恥心を植え付けさせやがって…
でも憎めない！畜生！
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吉田 夕陽(プロフ) - めっちゃええ作品ですね！もう、なんか、世界観に入り浸って想像しながら読んでいると、ニヤニヤが止まりませんでした！神作ありがとうございます！！ (5月28日 21時) (
レス) @page34 id: ab26c36e5b (このIDを非表示/違反報告)
風来坊(プロフ) - ゆうさん！ありがとうございます！そう言ってもらえて、とても嬉しいです (2019年12月22日 8時) (レス) id: 2959e30a52 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - えー！めっちゃいい作品じゃないですか！泣きました (2019年12月20日 21時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
風来坊(プロフ) - ログインできました！よかったらコメントお願いします (2019年11月21日 19時) (レス) id: 2959e30a52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風来坊 | 作成日時：2019年11月14日 17時
