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ふぉい「なにが言いたいと?結局お前はAの親友とか言っとるけど、そんなん逃げとるだけやろ!傷つくの怖くて逃げてるだけの奴に偉そうなこと言われる筋合いないわ!」



まる「お前は自分のことしか考えとらんから、そんなこと言えるっちゃ!好きになるのは勝手だけど、それを押し付けるのは違うやろ!」



怒鳴りあう2人は、事務所のドアが開いたことに気づかなかった。




ふぉい「そんなんAに聞いてみないとわからんやろーが!なんでお前が決めつけんのや!」


まる「だから!聞いたら駄目だって言ってんのわからんのか!」



「…なにが?」


Aの声に振り返る2人。ため息をつく脇。



脇「A、大丈夫。なんか喧嘩しとるだけやけん、気にしないでいい。」


「Aに聞くって、なにを?」



脇のフォローも虚しく、困った顔でふぉいとまるを見つめるA。



まる「…ごめん、なんでもないから。」


ふぉい「なんでもないことないやろ!」


まるの胸ぐらを掴むふぉい。まるはキッとふぉいを睨んだままだった。



社長「おい、なにしとると。」


脇「やめろや。やりすぎ。」



部屋から出てきた社長と脇が止めに入るが、2人は睨み合ったままだった。


最近、昔よりかはましになってきたが男の人の怒鳴り声が苦手なのは変わっていないA。震える身体を誤魔化しながら2人に近づいた。




「ふぉいもまるも、うちのせいで喧嘩しとると…?」



まる「違う、違うんよA。」


ふぉい「そうやって自分ばっかりいい格好しようとするところがムカつくと!」


社長「ふぉい!」



ふぉいと社長の大きな声にビクッと身体を震わせながらも、Aは凛としていた。



「ちゃんと、言って。」

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はんな - この小説の脇くんがツボすぎます!溺愛主人公ちゃんこれからも楽しみにしてます!! (2018年10月9日 6時) (レス) id: 951e13eb70 (このIDを非表示/違反報告)
なーたぬ - もっといっぱい書いて欲しい!たのしみにしてるよー! (2018年10月7日 17時) (レス) id: 6af0cea780 (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - いきなりコメント失礼します!あの、MJ脇ではなくMGです、! (2018年10月4日 21時) (レス) id: e6c0596515 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 一応言っておきます!MG脇です! (2018年10月4日 16時) (レス) id: 18cec1c29a (このIDを非表示/違反報告)
しろえび - ここのレペ小説の中で一番好きです!主人公ちゃんのキャラが無理しすぎない感じがすごく好きです!!!更新楽しみにしています! (2018年10月4日 0時) (レス) id: f125640495 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sei | 作成日時:2018年10月3日 16時

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