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『·······という訳で、任務を遂行しました』
「上出来だねぇ」
森さんに報告をしていると、ふと違和感に気がついた。
そんな私を心配した森さんは、安心させるように言った。
「探偵社の事は気にしなくていいよ」
『否、そうではなくて』
「あれぇ?私の優しさ···」
『夢野君はどこに?』
探偵社の敦君を壊す任務はもう終わった筈だ。
終わったら、帰るようにちゃんと言った。
「嗚呼、彼はね······」
森さんの口から出てきた言葉は
この世の終わりを知らせるような衝撃的な言葉だった。
「組合へ出向いたよ」
『······嘘だろ。』
「矢っ張り不味かったかなぁ!?」
『不味いも何も···最悪の場合、全員死にますよ』
首領室を出て、どこに行くでもなく歩いていた。
不味い。
比喩でもなく、本当に全員が死ぬ。
「あ、A」
『もう手遅れか·····?』
「おい!!」
『あ、中原』
ぶつくさ、最悪のケースを回避する事を考えていると
急に中原に肩を掴まれた。
その顔は戸惑いに満ちていた。
「どうかしたか?」
·
·
『······ヨコハマが焼け野原になる。』
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清流* - 皆さんのコメント待ってます! (4月9日 20時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ゆいたろー!さん» めっちゃわかる((( (2月6日 17時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいたろー!(プロフ) - 太宰さんに消えろって言われたい))) (2月5日 20時) (レス) @page42 id: 09168e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ゆいたろー!さん» ありがとうございます!! (2月5日 18時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ありがとうございます!! (2月4日 7時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:清流* | 作成日時:2024年1月14日 8時