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夢野君が、太宰たちを引き付けている間
私は敵の拠点攻略に向かっていた。
『なんで私が····』
「元々は手前だけだったんだよ。文句言うな」
『これだからチビは·····』
「はぁ??」
そう言いながら歩いていると、森さんから連絡が来た。
それに中原が応答する。
「早速、次の奏楽だ。準備はいいかい?」
「完了しています」
「そちらは探偵社を粉砕するに、十分な戦力規模だ。とびきりの旋律を期待しているよ」
監視カメラがこちらを向く。レンズがキラリと光る。
しかし、その存在に気がついた中原が異能力で映像を消す。
『面倒くさ』
「もうすぐだ」
場所は武装探偵社の秘密拠点。
廃線を辿る。監視カメラは全て中原の異能で潰された。
『·····まじ?』
自動迎撃銃座さえもこちらに向かって、
敵意を剥き出しにする。
隣を見ると、心底愉しそうに笑っている中原がいた。
「お手をどうぞ?マフィアの姫」
『·····どうも』
爆発音がしたと思えば、目の前には跪いている中原。
銃はただの鉄片となっていた。
腹が立つが顔は良い。素直に感謝を伝える。
『·······真逆、特使の接待役がこんな木偶だとはね』
「泣かせる人材不足じゃねえか。探偵社」
·
「『生きてる奴が出てこいよ』」
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清流* - 皆さんのコメント待ってます! (4月9日 20時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ゆいたろー!さん» めっちゃわかる((( (2月6日 17時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいたろー!(プロフ) - 太宰さんに消えろって言われたい))) (2月5日 20時) (レス) @page42 id: 09168e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ゆいたろー!さん» ありがとうございます!! (2月5日 18時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ありがとうございます!! (2月4日 7時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:清流* | 作成日時:2024年1月14日 8時