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NoSide
敦が春野を見ると、目からは赤い血のような液体が出ている。
そして春野は敦の首を思いっきり絞めた。
その目は何時もの春野とは、別人だった。
「がはっ···!」
「ふふふ、おねえさんなんとかしなきゃ殺されちゃうよ☆」
敵の異能攻撃だと、敦は瞬時に気がついた。
しかし、驚いている場合ではない。
「敦さん!?」
ナオミが悲鳴のような声をあげる。
太宰も居ないこの状況、敦が仲間を守らなければ!!
·
そう思った時
亡霊···否、“呪い”が敦の前に現れた。
守るだと?
笑わせるな餓鬼が
貴様如きが何を守れる
敦はそんな“呪い”の言葉に耳を貸さなかった。
もう昔の敦ではないのだ。
敦は自分の腕を虎の腕に変えた。
自分の首を絞めていた春野の手を剥がす。
再度、こちらへ向かってくる春野に
渾身の手刀を食らわせる。
申し訳ない気持ちが有りながら、
春野の様子を見ているとまた別の影が敦を襲った。ナオミだ。
敦はナオミの隙に入り込み、自分がされたように
ナオミの首を絞めた。
そして、叫んだ。
·
「見ろ!此れが僕だ!僕の力だ!」
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清流* - 皆さんのコメント待ってます! (4月9日 20時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ゆいたろー!さん» めっちゃわかる((( (2月6日 17時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいたろー!(プロフ) - 太宰さんに消えろって言われたい))) (2月5日 20時) (レス) @page42 id: 09168e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ゆいたろー!さん» ありがとうございます!! (2月5日 18時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ありがとうございます!! (2月4日 7時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:清流* | 作成日時:2024年1月14日 8時