凡人マフィア【文豪ストレイドッグス】

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如何にも高級そうなスーツを着ている組合の刺客。

異能力は知らないけど、強そうだなぁ。(((

梶井に合図を送ると、檸檬型爆弾が爆音と熱風をあげる。

異変に気づいた刺客がこちらに走ってくる。







『おっと。』







捕まえようとすると、私達に気が付き、短刀を投げつけられた。

頬から血が垂れた。

怪我はしたくなかったんだけどな。





「A！！」

『大丈夫』





中原の声が路地裏に響く。

銀ちゃんもこっちに来ようとしてるが師匠が止める。








「ポートマフィアか····」

『ご存知でしたか』

「嗚呼、お前がポートマフィアの参謀か」

『······腹立つ勘違いすんな』









渾身の蹴りを食らわせる。そして、拳銃で肺を撃つ。

誰が参謀だよ。あんな仕事面倒くさい仕事死んでもしたくない。





『遺言は？』




倒れている刺客に見下ろし、聞く。もう虫の息だ。

意外と速く終わってしまったな。





「お前はポートマフィアの中でも才能に恵まれなかったそうだな」

『·······何？』

「異能力を持たない凡人が、この世界で生き残れるか？」

「手前っ···！！」













·














『はぁ。五月蝿い』




銃声が3発。路地裏に響き渡った。

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