検索窓
今日:55 hit、昨日:116 hit、合計:31,329 hit

11 ページ12

「失礼します」

『あれ、銀ちゃんどうしたの。その怪我』

「·······こ、これは武装探偵社に行ったときに」

『可愛い顔なんだから怪我したら勿体ないよ。はい、絆創膏』

「ありがとうございます」

















部屋で書類を確認していたら、銀ちゃんが訪ねて来た。

見るからにボロボロだったが。

·······樋口さんの指示だろうなぁ。

と勝手に考えながら、珈琲と金平糖を出す。











「·······あの」

『ん?あ、もしかして珈琲が得意じゃない?』

「そんなことは無いのですが、私はただお呼び出しを······」








『え』










聞いてみれば兄である芥川君に、私を呼んでこいと言われたそうだ。

そんな事で銀ちゃんを使ったの?

凄い私の事嫌いじゃん。←









『ありがとうね。銀ちゃん』

「いえ」








ハンガーに掛けてあった外套を雑に取り、部屋を出る。

廊下を走っていると、不機嫌な芥川君に会った。







「遅い。」

『御免ね。何の用?』

「貴様が言ったのだろう。鏡花を使うと」






泉鏡花、異能力“夜叉白雪”を扱う35人殺しだ。

確か姐さんの弟子だった娘だ。

·······もしかして、芥川君。泉さんに会う為に一緒に行ってくれるのか?

優しい((















·

















『良いなぁ』








消えそうな、独り言を呟いた。

12→←10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
114人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

清流* - 皆さんのコメント待ってます! (4月9日 20時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ゆいたろー!さん» めっちゃわかる((( (2月6日 17時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいたろー!(プロフ) - 太宰さんに消えろって言われたい))) (2月5日 20時) (レス) @page42 id: 09168e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ゆいたろー!さん» ありがとうございます!! (2月5日 18時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ありがとうございます!! (2月4日 7時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:清流* | 作成日時:2024年1月14日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。