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「失礼します」
『あれ、銀ちゃんどうしたの。その怪我』
「·······こ、これは武装探偵社に行ったときに」
『可愛い顔なんだから怪我したら勿体ないよ。はい、絆創膏』
「ありがとうございます」
部屋で書類を確認していたら、銀ちゃんが訪ねて来た。
見るからにボロボロだったが。
·······樋口さんの指示だろうなぁ。
と勝手に考えながら、珈琲と金平糖を出す。
「·······あの」
『ん?あ、もしかして珈琲が得意じゃない?』
「そんなことは無いのですが、私はただお呼び出しを······」
『え』
聞いてみれば兄である芥川君に、私を呼んでこいと言われたそうだ。
そんな事で銀ちゃんを使ったの?
凄い私の事嫌いじゃん。←
『ありがとうね。銀ちゃん』
「いえ」
ハンガーに掛けてあった外套を雑に取り、部屋を出る。
廊下を走っていると、不機嫌な芥川君に会った。
「遅い。」
『御免ね。何の用?』
「貴様が言ったのだろう。鏡花を使うと」
泉鏡花、異能力“夜叉白雪”を扱う35人殺しだ。
確か姐さんの弟子だった娘だ。
·······もしかして、芥川君。泉さんに会う為に一緒に行ってくれるのか?
優しい((
·
『良いなぁ』
消えそうな、独り言を呟いた。
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清流* - 皆さんのコメント待ってます! (4月9日 20時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ゆいたろー!さん» めっちゃわかる((( (2月6日 17時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいたろー!(プロフ) - 太宰さんに消えろって言われたい))) (2月5日 20時) (レス) @page42 id: 09168e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ゆいたろー!さん» ありがとうございます!! (2月5日 18時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ありがとうございます!! (2月4日 7時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:清流* | 作成日時:2024年1月14日 8時