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無駄に広い部屋にカタカタとタイピングの音だけが響く。

横を見ると大量の書類と目が合う。




『面倒くさ』




そんな独り言を聞いたのか

遠慮がちに三回、ノックが聞こえた。







ドアを開けるとそこには芥川君がいた。

二人の間に空白の数分が生まれる。





顔をしかめる芥川君。

何か用があって来たんじゃないのか。

せめて何か要件を話してくれ。




『何か用?』




私が聞くと、芥川君は




「···首領がお呼びだ」




とそれだけ言って帰っていった。

何のための数分間だったのか。

そしてなぜそこまで嫌っているのか聞きたい。

でもこの前、話し掛けただけで




「僕に話しかけるな、あばずれが」




って言われたんだけど、














泣いちゃうよ!?

いいの?17の女の子が泣いてるの見たい??

しかし何時もの事なので気にせず長すぎる廊下を歩く。




『金平糖食べたい···』




面倒くさくて歩くのさえも嫌だが、

森さんの命令では逆らえない。




廊下を歩いていると、黒服たちは私に気付き頭を下げた。

·····別に幹部じゃないからいいんだけど。

首領室の前に立つと、重そうなドアを開けた。



















「可愛いねぇぇぇ!エリスちゃああぁぁん!!」

「キモい!!リンタロウ!」





帰りたいな。

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清流* - 皆さんのコメント待ってます! (4月9日 20時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ゆいたろー!さん» めっちゃわかる((( (2月6日 17時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいたろー!(プロフ) - 太宰さんに消えろって言われたい))) (2月5日 20時) (レス) @page42 id: 09168e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ゆいたろー!さん» ありがとうございます!! (2月5日 18時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ありがとうございます!! (2月4日 7時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:清流* | 作成日時:2024年1月14日 8時

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