1話 謎の美少女転入生 ページ3
Aside
今日、私はy学園に転入する。書類等はあの人がやってくれたらしく、朝登校してくるなり簡単な説明をされた。1−Aに入るのだと、白い顔をした不気味な担任の先生は言ってたけど、正直どうでもいい
そして、教室へ連れて行かれる
臼見沢「皆さん、今日は転入生を紹介します」
ザワッ。大袈裟にざわめく生徒達。面倒だけど、合わせることにした
A「・・・矢野翼。・・・よろしく」
素っ気なくそう言うと、クラスの人達が驚いた顔をしているのが分かる。別にいいけど。大方、私のこの髪色か挨拶の仕方に対してだろうね
臼見沢「では、矢野翼Aさんはあそこの空いている席へ」
名字しか言ってないからなのか、フルネームで私を呼んだ先生。気が利く人みたい。私にはいらない優しさだけど。・・・席につくと、隣の席の赤い髪をした、猫のような人が声をかけてきた
?「俺、自刃シンペイ!よろしくな、A!」
A「・・・・・・うん」
初対面で名前呼びか・・・。苦手、こういう人。・・・そのまま私は窓の外へ視線を移した
・・・放課後。校内を歩き、各教室の場所確認。すると、他に比べてかなり騒がしい教室を見つけ、私の足は止まった。自然と会話が聞こえてくる
?「それでさ、すっげー美人が俺等のクラスに来たんだ!」
?「そうだね。シンペイくんなんか、その人の隣の席になったんだよ。いいなぁー」
?「羨ましいー!シンペイくん、今度私にも紹介してよね!」
シンペイ・・・?ああ、自刃のことか。・・・なんとなく話している人たちに興味がわき、教室の扉を開けた
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作者名:柚雪 | 作成日時:2022年4月20日 15時