太しゅけ大好き病 ページ7
本当に 嬉しそうな凛君。
「うん!凛斗だよ!!」
小さな手で スマホを持って太輔とお話。
「ぼくね、あした Aちゃと パパとママでガムたべにいくの!」
食べない 食べない。
香さんと2人でくすくす笑った。
「うん!ひこうきのるの〜〜!きゃあ〜〜!」
大興奮の凛君。
「Aちゃも いっしょ〜〜!」
行きません!
私は…
ドキン… ドキン…
「太輔の元だもん… 」
ぽつりと言った。
「楽しんで来てね」
香さんが笑顔で言ってくれた。
数分間、凛君は 太輔と楽しく話しをしていた。
「え〜〜!やーぁーだー!もっと おはなししゅて〜!!」
急に凛君がぐずりだした。
どうやらその様子は…
「Aちゃんと代わってって言ったみたいね」
2人で苦笑い。
「やー!やー!おはなししゅるの〜〜〜!!」
凛君の始まった『太しゅけ大好き病』
くすっ。家系かしら??
「… じゃあ、いつ かえってくるのぉ… ?」
ソファーに小さく蹲りながら 話しだした。
「すぐ?いつ?」
そろそろ 私も話したいな。
凛君の横に座った。
「やぁ〜の!太しゅけ かえってきて〜〜!!」
とうとう泣き出した。
「ふぇ〜… ん… 太しゅけ〜… ぅ〜… 」
この世の終わりみたいに 蹲りながら泣いていた。
そっと 頭を撫でてあげる。
「Aちゃ… 」
私に抱きついた。
「かえって… ひっく… こな〜い… わぁ〜ん!!」
やれやれ…
大泣きの凛君。
『もしもし?お〜〜〜い!凛斗〜〜!』
太輔の声が聴こえる。
『今度な、水族館行こうな〜。おーい!凛斗〜!聞いてるか〜?』
大粒の涙を流しながら ケータイを見ていた。
『すぐに会えるよ〜!良い子で待ってろ〜!』
ピクッと反応。
ケータイを見た。
「ほんとう?すぐだよ… やくそくだよ」
ぐずりながら 太輔とまた話しだした。
『ああ、約束。すぐな』
いいのかな?そんな約束して。
私もケータイに耳をつけて聴いていた。
優しく話す太輔。
『凛斗、そろそろAとお話したいんだけど』
凛君が私を見た。
「いいよ。すぐあえるから」
私にケータイ渡してきた。
私から降りた凛君は、ママの元に走って行った。
香さんが『2階で話してきたら?』と小声言い、2階を指さした。
私は、頷き、そ〜っと2階へ上がった。
パタン。
「もしもし… 」
ベットに腰かけ、大好きな人に話しかけた。
ラッキーカラー
あずきいろ
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asuna951(プロフ) - ありがとうございます!頑張って下さい!応援してます! (2015年1月22日 15時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - asuna951さん» asuna951さん!おはようございます!!わかりました!なるべく早く本編を再開するようにしますね(*^_^*) でも、もう少しの間だけお付き合いくださいね(*^_^*) いつも読んでくれてありがとう。コメもありがとう(*^_^*) これからもよろしくお願いします! (2015年1月22日 7時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
asuna951(プロフ) - 17早く続きがみたいです!よろしくお願いします! (2015年1月22日 3時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - たまりすさん» すみません(>_<) コメに今!気づきました!本当にすみません!柚菜ちゃんウザいですか?現在パート12… もっとウザくなってます(苦笑) 名古屋はもしツアなかなかやらないの〜!見たいですぅ〜!私は玉ちゃんが見たい!!玉命です!いつもありがとうです! (2014年5月30日 20時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
たまりす - かずきちゃんじゃないほうの女の子ちょっとウザいです(苦笑) もしツア、たいぴーでしたね! (2014年5月24日 20時) (レス) id: 43dd3791d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2013年5月28日 18時