待ち人の電話 ページ6
ランチが終わり、楓の車に乗り込んだ。
「可愛い車〜♪」
うん、可愛い赤のミニ・クーパー。
その車で、家まで送ってもらった。
「じゃあ、A!たぶん、8月入ってからだからね!連絡するから待ってて」
私は、笑顔で頷いた。
「楽しんで来てね!行ってらっしゃい!!」
2人は、陽気に帰って行った。
いよいよ、明日。
「待っててね。太輔」
深呼吸して家に入った。
「ただいま〜♪」
ん??
ダダダダダ…
わっ!!
「Aちゃ!おかえり〜!」
勢いよく私に抱きついてきた 凛君!
「チケトもらってきた?」
チケットね。
くすっ。可愛い♪
「うん!もらってきたよ」
カバンをぽんぽん叩いた。
「わ〜〜!いっしょ〜〜!!」
元気よく走り回る凛君。
「ガム いくんだ〜!!おいし〜〜!!」
あはは… 『ガム』と『グアム』間違えてる。
行かないよ〜…
でも、凛君には『行く』って言ってあった。
この前、『行かない』って言ったら 大泣きになってしまったから。
嘘も方便。
「わくわくね〜」
嬉しそうな凛君。
「凛斗〜?」
あ、香さん!
まだまだ お腹が目立たない香さん。
「Aちゃん、おかえり〜♪」
笑顔で迎えてくれた。
「終わったの?お仕事」
頷く香さん。
香さんは、我が家の食堂で働いてくれているの。
お父さんとお母さんで切り盛りしている小さな食堂。
「今日は、お昼で終わりなんですって」
そうなんだ。
「太輔君に持って行くのを全力で 作ってるわよ」
香さんが笑いながら言った。
相変わらず、太輔ラブのお父さん。
「太しゅけ??」
やば!!
「どこ?太しゅけ?かえってくるの?」
2人で、ブンブンと首を振った。
「送るんだって、太輔君の好きなご飯」
わかってない様子の凛君。
残念そうな顔になっちゃった。
「太しゅけ… いつ かえってくるの?」
凛君は、太輔が大好きなの。
上手く発音ができなくて『太しゅけ』になってしまう。
「う〜ん、良い子にしてたらすぐに会えるよ」
サンタさんみたいな太輔。
「ほんとう?ぼく いいこだよ」
抱っこしながら リビングに行った。
〜〜〜〜♪ 〜〜〜〜〜♪
「あ!太しゅけ!!」
私のケータイのメロディに、いち早く反応した。
ケータイを凛君に渡した。
「もちもち〜?太しゅけ〜?」
嬉しそうに 凛君が話しだした。
ラッキーカラー
あずきいろ
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asuna951(プロフ) - ありがとうございます!頑張って下さい!応援してます! (2015年1月22日 15時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - asuna951さん» asuna951さん!おはようございます!!わかりました!なるべく早く本編を再開するようにしますね(*^_^*) でも、もう少しの間だけお付き合いくださいね(*^_^*) いつも読んでくれてありがとう。コメもありがとう(*^_^*) これからもよろしくお願いします! (2015年1月22日 7時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
asuna951(プロフ) - 17早く続きがみたいです!よろしくお願いします! (2015年1月22日 3時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - たまりすさん» すみません(>_<) コメに今!気づきました!本当にすみません!柚菜ちゃんウザいですか?現在パート12… もっとウザくなってます(苦笑) 名古屋はもしツアなかなかやらないの〜!見たいですぅ〜!私は玉ちゃんが見たい!!玉命です!いつもありがとうです! (2014年5月30日 20時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
たまりす - かずきちゃんじゃないほうの女の子ちょっとウザいです(苦笑) もしツア、たいぴーでしたね! (2014年5月24日 20時) (レス) id: 43dd3791d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2013年5月28日 18時