以心伝心?? ページ48
今度は、お母さんと仲良く話す太輔。
「ちれい!!きゃあ〜〜!!」
夜景を見て大騒ぎの凛君。
「い、いえ、大丈夫です!!店もあるのに悪いですから… 何とかします」
???
どうしたの??… ?
「あはは、本当に 大丈夫ですよ」
でも、笑顔だった。
「困ったことがあったら相談しますから。ありがとうございます、お母さん」
太輔は、私のお母さんを、『お母さん』と呼ぶ。
私のお母さんは、太輔の第2のお母さん。
… 太輔には、お母さんがいない。
太輔が産まれる時、亡くなってしまった。
桜子さんの命と引き換えにした命… 希望を託して生まれた命。
それが、今の太輔。
「あははは!頑張ります!」
笑顔の太輔。
この笑顔になるまで、どれだけの涙を零したかな?
意外と… いや、かなり泣き虫な太輔。
ここでは、本当の太輔を 皆に見せてるかは わからない。
でも、二階堂さんたちは 本当の太輔を知りつつあるかも… 裕にぃたちみたいに。
私は、ふと そんな気がした。
「ええ、了解です!… Aですか?ちょっと待ってください、ほら」
私にケータイを渡した。
「… もしもし?なぁに?お母さん」
なんか用事かな?
ケータイから溜め息が聴こえた。
『いい?凛君気をつけるのよ。子供は、体調を崩しやすいから。何かあったら必ず連絡しなさい。
安易に考えてはダメですからね』
厳しい口調だった。
「は〜い」
元気そうだし… 大丈夫でしょう。
きゃあきゃあ 喜ぶ凛君を見ていた。
太輔も嬉しそう。
『じゃあね、一樹君が来るまで頑張りなさい』
そう言うと、お母さんの電話は切れた。
「もう、心配症なんだから」
有難いけどね。
2人の側に行った。
「Aちゃ!みて!!おほひしゃま!」
夜空には、光輝く星があった。
「本当だ〜」
3人でほのぼの夜景と星空を見ていた。
「さっきさ、お母さん、いきなり『行くわ!』って言いだしてさ、びっくりした」
え!?そうだったの!?
来なくていい…
2人きりじゃなくなるから… 嫌。
「今、来なくていいって思っただろ?」
へっ!?
「2人きりじゃなくなるから嫌だなって」
うっ!
何で、わかるの??
「ち、違うもん!そんなことないもん!」
以心伝心なの!?
「そう?じゃあ、やっぱり お母さん呼ぼうかな?不安だし」
えっ!?
うそ!?
「だ、ダメ!!その… 大丈夫!」
太輔が大笑いし出した。
凛君は、不思議そうな顔をして太輔を見ていた。
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asuna951(プロフ) - ありがとうございます!頑張って下さい!応援してます! (2015年1月22日 15時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - asuna951さん» asuna951さん!おはようございます!!わかりました!なるべく早く本編を再開するようにしますね(*^_^*) でも、もう少しの間だけお付き合いくださいね(*^_^*) いつも読んでくれてありがとう。コメもありがとう(*^_^*) これからもよろしくお願いします! (2015年1月22日 7時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
asuna951(プロフ) - 17早く続きがみたいです!よろしくお願いします! (2015年1月22日 3時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - たまりすさん» すみません(>_<) コメに今!気づきました!本当にすみません!柚菜ちゃんウザいですか?現在パート12… もっとウザくなってます(苦笑) 名古屋はもしツアなかなかやらないの〜!見たいですぅ〜!私は玉ちゃんが見たい!!玉命です!いつもありがとうです! (2014年5月30日 20時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
たまりす - かずきちゃんじゃないほうの女の子ちょっとウザいです(苦笑) もしツア、たいぴーでしたね! (2014年5月24日 20時) (レス) id: 43dd3791d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2013年5月28日 18時