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ごはん、なぁ〜に? ページ45

◆ 太輔・side ◆

渉に言われたことがよくわからないまま、部屋に戻った。


「ただいま〜」
ドタバタ走ってくる足音。

「おかえりなしゃ〜い!!」
おろ?


足にまとわりつく凛斗を抱き上げた。


「なんだ、もう機嫌がいいのか?」
笑顔で頷く凛斗。

「いない、いないだもん!」
???


何が『いない いない』だ??


「太しゅけ、おなかしゅいた」
時刻は、7時近かった。

「そうだな、メシにしようか」
抱っこしたままリビングに入って行った。


あれ?


いない?


「A?」
凛斗が指を指した。

「ん?」
あ…


エプロン姿のA。

ドキドキする…


「勝手に 失礼してます」
笑顔で手を振っていた。

「Aちゃ、ごはん なぁ〜に?」
2人でキッチンに行った。


タマゴを2個持って笑顔。


「じゃ〜ん!凛君の好きなオムライスです!!」
凛斗の目が輝いた。

「きゃわ〜!しゅき〜〜〜!!」
大喜びの凛斗。


俺を見た。


「だって、太輔の冷蔵庫、卵とハムしか入ってないんだもん」
若干、苦笑い。

「どうせ、コンビニ弁当なんでしょう?」
そのまま 素直に頷いた。

「だって、疲れて帰ってくると 作りたくなくなるんだ」
面倒くさい。


Aが手際よくオムライスを作っていく。

数分後。


「はい、召し上がれ〜♪」
ふわふわのオムライスが目の前に出てきた。


タマゴスープも付いて。

ぱくっ。


「おいちぃ〜♪」
口いっぱい詰め込んで話す凛斗。

「ほらほら、こぼれてる」
Aが横で フォローしていた。


俺も一口食べた。


「うん、美味い。いつもの味」
懐かしい味。

「ふふっ。良かった。たくさん食べてね」
可愛い笑顔にドキドキが止まらない。


やべ… 襲いたい…


「太しゅけ〜 あ〜ん」
え??

「あ〜ん しゅて!」
言われるがまま口をあけた。


ぱくっ。


「おいし?」
凛斗は、可愛いなぁ。

「ああ、美味しいよ」
3人で和やかに夕飯を食べた。


その後は、凛斗はテレビに夢中。

俺たちは、夕飯の後片付け。


「すごいね〜♪ 本当に 綾ねぇの言った通りだった」
ん?

「『モデルルームみたいだよ』って」
確かにそう。

「一人は、広すぎるけどな」
3人ぐらいが ちょうどいい。


食器を棚に戻した。


あ… 後ろ姿、アップにしている髪が色っぽい。


「ねぇ、太輔… 」


たまらず後ろから抱きしめた。


俺は、ふわっと、Aの香りに包まれた。

囁く声とダブルベット→←親友の企み


ラッキーカラー

あずきいろ


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設定タグ:藤ヶ谷太輔 , 玉森裕太 , キスマイ   
作品ジャンル:恋愛
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asuna951(プロフ) - ありがとうございます!頑張って下さい!応援してます! (2015年1月22日 15時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - asuna951さん» asuna951さん!おはようございます!!わかりました!なるべく早く本編を再開するようにしますね(*^_^*) でも、もう少しの間だけお付き合いくださいね(*^_^*) いつも読んでくれてありがとう。コメもありがとう(*^_^*) これからもよろしくお願いします! (2015年1月22日 7時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
asuna951(プロフ) - 17早く続きがみたいです!よろしくお願いします! (2015年1月22日 3時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - たまりすさん» すみません(>_<) コメに今!気づきました!本当にすみません!柚菜ちゃんウザいですか?現在パート12… もっとウザくなってます(苦笑) 名古屋はもしツアなかなかやらないの〜!見たいですぅ〜!私は玉ちゃんが見たい!!玉命です!いつもありがとうです! (2014年5月30日 20時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
たまりす - かずきちゃんじゃないほうの女の子ちょっとウザいです(苦笑)   もしツア、たいぴーでしたね! (2014年5月24日 20時) (レス) id: 43dd3791d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亀猫 | 作成日時:2013年5月28日 18時

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