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旅行の計画 ページ5

大事にチケットをしまった。


「でも、1ヵ月 Aに会えないのか〜… つまんない」
前菜のサラダを つまんなさそうに突きだした。

「そうね、確かに」
楓も頷きながら サラダを食べていた。

「ごめんね。遊べなくて」
ぺこりと2人に謝った。


でも、急に2人が笑い始めた。

???


「せっかくの夏休みだもん!」
??

「行くよ」
へっ??

「宏光にお願いしてあるんだ〜♪ガヤ先輩の所に旅行しようって!」
え〜〜〜!?

「うそっ!?」
伊吹が V サイン。

「楓さんと廉耶君もだよ♪」
4人とも!?


え… ?まさか…


「ねぇ… 裕にぃたちも??」
2人が首を傾げた。

「さぁ?そこは、知らない。これは、私たちだけの計画だもん」
そうよね、裕にぃ… 忙しいもんね。


みつ先輩と裕にぃは、『青蘭高校』の2つ上の先輩で 太輔の大親友。

廉耶は、私の幼なじみで 楓の彼氏。みつ先輩は、伊吹の彼氏。

裕にぃは…


「玉ちゃん先輩は… ほら… 何かと大変でしょう?無理だと思うの」
3人で頷き、苦笑い。

「今回は、私たち4人で行くことにしてるから!!よろしく!!」
わ〜!楽しくなりそう!!

「うん!待ってるね!」
楽しみが、一つ増えた。


3人で、その後 仲良くランチをして談笑。

話題は、太輔のことになった。


「じゃあ、仙台駅に迎えに来てくれるんだ」
ケーキを食べながら 笑顔で頷いた。

「相変わらず、べた惚れですね〜 ガヤ先輩」
えへへっ。

「うん!」
優しい太輔。


いまでも 付き合った頃と変わらず、私を好きでいてくれてる。


「でもね、本当は 迷子になるかららしいの」
2人が首を傾げた。

「東北大ってね、とてつもなく広いキャンパスなんだって。だから初めての人は、必ず迷子に
なるんだって」
2人に太輔のいる『青葉山キャンパス』のことを 少しだけ説明した。


唖然としている2人。


「東大より広いのね… 」
楓がパンフレットを見て ぽつりと言った。

「だったら、マンションに直に行けばいいのに」
伊吹が、呑気に言った。

「衣笠教授が、私に会いたいって言うから、最初に会っておこうと思って」
私も直接会いたいし。


それに、太輔のいる『青葉山キャンパス』を見てみたい。


「まぁ、迷子にならないようにね。Aは、すぐに迷子になるから」


伊吹は、嫌味のように言った。


でも、今回、私は迷子にならなかったが、キャンパス内で、迷子を必死で探す羽目になった。

待ち人の電話→←2人の餞別


ラッキーカラー

あずきいろ


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設定タグ:藤ヶ谷太輔 , 玉森裕太 , キスマイ   
作品ジャンル:恋愛
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asuna951(プロフ) - ありがとうございます!頑張って下さい!応援してます! (2015年1月22日 15時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - asuna951さん» asuna951さん!おはようございます!!わかりました!なるべく早く本編を再開するようにしますね(*^_^*) でも、もう少しの間だけお付き合いくださいね(*^_^*) いつも読んでくれてありがとう。コメもありがとう(*^_^*) これからもよろしくお願いします! (2015年1月22日 7時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
asuna951(プロフ) - 17早く続きがみたいです!よろしくお願いします! (2015年1月22日 3時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - たまりすさん» すみません(>_<) コメに今!気づきました!本当にすみません!柚菜ちゃんウザいですか?現在パート12… もっとウザくなってます(苦笑) 名古屋はもしツアなかなかやらないの〜!見たいですぅ〜!私は玉ちゃんが見たい!!玉命です!いつもありがとうです! (2014年5月30日 20時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
たまりす - かずきちゃんじゃないほうの女の子ちょっとウザいです(苦笑)   もしツア、たいぴーでしたね! (2014年5月24日 20時) (レス) id: 43dd3791d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亀猫 | 作成日時:2013年5月28日 18時

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