お家に行こう!! ページ39
痛そうに床に倒れた衣笠教授。
教授のぷくぷくの手を握った。
「大丈夫ですか?」
痛そうだけど、笑顔の教授。
「Aちゃんだ〜♪優しい〜♪」
重い〜〜〜!!
皆で起こした。
「ったく、マジでダイエットしてください。奥様に言っておきますから」
太輔が呆れながら言った。
「… はぁ〜い」
くすっ。
可愛い教授。
「で、藤ヶ谷君は、無事なのかい?」
教授が太輔の体を心配した。
「はい、大丈夫です」
笑顔の太輔。
「でも、ガヤ、その足じゃ運転 厳しくないか?」
右足の包帯。
太輔が頷いた。
「仕方がない… タクシーで帰るか」
私に言った。
「俺が運転しようか?」
え?
横尾さん?
「俺、確か ガヤん家の近くだと思うし。それにお前、一人で歩けないだろ?」
確かに、ココまで来るのにも2人がかりだった。
「… そうしてもらいなよ。で、僕もついでに送ってほしいです!!」
本当に可愛い教授ですね。
太輔が大好きな教授。
この人の元で勉強したくて、この大学を選んだ。
「はぁ… わかりました。渉、頼むわ」
溜め息交じりで頷いた。
「やった!!ガヤん家行ける〜〜♪初めて〜♪」
そうなの??
嫌そうな太輔。
「みんな くるのぉ〜?」
頷く2人。
「りょうくんと ほっくんも?」
え?
「あのな〜?凛斗?お兄ちゃんたちはだな〜… 」
凛君が涼君に駆け寄った。
「え… あ、俺は… 」
涼君も戸惑ってる。
「くるよね〜?りょうくん♪太しゅけいいよね〜♪」
がっくり項垂れる太輔。
くすっ。断れないかも。
凛君のお願いだからしょうがないよね♪
でも、心の声が聴こえそう… 『何でこんなことに… 』って。
「私たちも行きたい!ねっ?香月♪」
へっ!?
「秋元!?」
なんだか… 変な方向に… いってる気が…
「そんなに乗れるか!!俺の車は7人乗りだ!!」
7人…
私、教授、二階堂さん、横尾さん、太輔…
「凛斗は Aの膝の上でいいが、あと2人だけだ!ジャンケンしろ!」
秋元さん、河原さん、涼君、北斗君がお互いを見た。
「いいよ、俺も車出すよ」
二階堂さんが苦笑いで言った。
「な?ガヤ、いいだろ?皆、お前ん家行きたいんだよ」
慕われてるね… 太輔。
こんな光景を見ると、『青蘭高校』の生徒会メンバーを思い出す。
「はぁ… わかったよ。来い。でも、さっさと帰れよ」
私は、太輔のマンションに1ヵ月暮す。
ドキドキの一ヵ月が始まろうとしていた。
ラッキーカラー
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asuna951(プロフ) - ありがとうございます!頑張って下さい!応援してます! (2015年1月22日 15時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - asuna951さん» asuna951さん!おはようございます!!わかりました!なるべく早く本編を再開するようにしますね(*^_^*) でも、もう少しの間だけお付き合いくださいね(*^_^*) いつも読んでくれてありがとう。コメもありがとう(*^_^*) これからもよろしくお願いします! (2015年1月22日 7時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
asuna951(プロフ) - 17早く続きがみたいです!よろしくお願いします! (2015年1月22日 3時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - たまりすさん» すみません(>_<) コメに今!気づきました!本当にすみません!柚菜ちゃんウザいですか?現在パート12… もっとウザくなってます(苦笑) 名古屋はもしツアなかなかやらないの〜!見たいですぅ〜!私は玉ちゃんが見たい!!玉命です!いつもありがとうです! (2014年5月30日 20時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
たまりす - かずきちゃんじゃないほうの女の子ちょっとウザいです(苦笑) もしツア、たいぴーでしたね! (2014年5月24日 20時) (レス) id: 43dd3791d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2013年5月28日 18時