怒った太輔 ページ32
も〜〜!すぐに勝手に行くんだから〜〜!
こういうとこ先生似だよね。
「あ〜ん!待ってよ〜!!」
私も慌てて降りようとした。
「あ!荷物、荷物!!」
降ろさないと!!
すると…
「いいよ。俺が降ろしてやるから」
本当に優しい人。
「ありがとうございます!!」
笑顔で御礼を言った。
嬉しそうに頷いてくれた涼君は、2つの荷物を丁寧に降ろしてくれた。
さて、二階堂さんたちは… どこかな?
「Aちゃん、あの… 」
何かな?真っ赤だけど??
「涼介、やめとけ」
ん?北斗君?
「この子… 」
私?
どうしたの?北斗君?
「きゃわ〜〜!ついた〜〜!!」
凛君、大興奮。
「太しゅけ〜〜〜!!」
大きな声で呼びだした。
「どこ〜〜!?太しゅけ〜〜〜!!」
会いたくてたまらない凛君。
ふふっ。私も早く会いたい。
「あの、ラボ72には、どうやって行けますか?」
迎えに来てないなら行けばいい。
「間違いない」
何が??
さっきから怖い顔の北斗君。
「ああ!!太しゅけ〜〜!!」
え?
バスが去った向こう側に…
愛おしい人の姿。
えっ… ?
「凛君!!」
ヤダ!!
思いっきり太輔めがけて走って行ってしまう!!
ブロロロロロッ…
車が来てる!!
「凛斗!!来るなーーーー!!」
「ダメーーー!!」
ヤダーーー!!太輔!!
キキキキィ… !!
ガシッ!!
ゴロゴロゴロ… !!
シーン…
「きゃあーー!!せ、先輩!!」
「ガヤ!!」
あ… あ…
「た、太輔… 」
車を避けた太輔は、路上に倒れていた。
「ガヤ!!」
太輔!!
慌てて太輔の元へ。
「太輔!!」
しっかり胸に凛君を抱え込んでいた。
「や、やだ… やだ… 太輔… 起きて… ねぇ… 」
2人を揺すった。
動かない太輔と凛君…
イヤ… そんなの嫌!!
「… ふぇ〜… ん… 」
凛君の泣き声。
太輔の腕から顔を覗かせた。
「ぅぇ〜ん… 太しゅけ〜〜!」
起きて 同じように太輔を揺する。
「死んじゃや〜… 」
周りが騒然としはじめていた。
「ニカ!救急車!!」
太輔!太輔!!
「… 勝手に… 」
え?
「殺すな〜… 」
目が… 開いた。
ゆっくり体が起き上がる。
「ニカ、平気だ。かすり傷だ」
か、かすり傷…
ヘナヘナと力が抜けた。
「太しゅけ〜〜!いきてた〜〜!しゅご〜い!きゃは!」
凛君大喜び。
ペチン☆!!
「バカ野郎!!」
太輔が凛君の頬を叩いた。
ラッキーカラー
あずきいろ
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asuna951(プロフ) - ありがとうございます!頑張って下さい!応援してます! (2015年1月22日 15時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - asuna951さん» asuna951さん!おはようございます!!わかりました!なるべく早く本編を再開するようにしますね(*^_^*) でも、もう少しの間だけお付き合いくださいね(*^_^*) いつも読んでくれてありがとう。コメもありがとう(*^_^*) これからもよろしくお願いします! (2015年1月22日 7時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
asuna951(プロフ) - 17早く続きがみたいです!よろしくお願いします! (2015年1月22日 3時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - たまりすさん» すみません(>_<) コメに今!気づきました!本当にすみません!柚菜ちゃんウザいですか?現在パート12… もっとウザくなってます(苦笑) 名古屋はもしツアなかなかやらないの〜!見たいですぅ〜!私は玉ちゃんが見たい!!玉命です!いつもありがとうです! (2014年5月30日 20時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
たまりす - かずきちゃんじゃないほうの女の子ちょっとウザいです(苦笑) もしツア、たいぴーでしたね! (2014年5月24日 20時) (レス) id: 43dd3791d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2013年5月28日 18時