待ち人のバス ページ31
◆ 太輔・side ◆
土曜の県道は混んでいた。
「動けよ!」
時間は、15分以上過ぎていた。
「はぁ… ケータイないとマジ不便」
俺が悪い。
さっき、教授に電話かけたが、気になることを言っていた。
『でもね、最初出たのは 子供だったんだよね??』
「子供?」
誰?
「凛斗は、グアムだし… 桜良は… まだ 喋れない」
子供なんかいるわけない。
「教授の勘違いだろ、きっと」
お!動いた!!
車は、少しずつ進みだし 数分後…
「よし!着いた!」
車を所定の場所に止めた。
「無事についてると良いんだが… 」
なにせ、迷子になる奴だから。
車から慌てて出た。
「せんぱーーい!」
ん?
「藤ヶ谷せんぱーい!」
校舎の中から走ってくる人影。
秋元?それに… 河原。
その後ろに、ニカたちもいた。
「お疲れ!!」
俺のケータイが飛んできた。
片手でキャッチ。
「普通、置いてくか?」
渉が嫌味のように言った。
「うるせぇ!それより教授は?」
苦笑いの4人。
上を指した。
「部屋で大人しくしてる。Aちゃんが来るまで帰らないって」
やれやれ…
「で、Aは?」
首を振る2人。
「まだ、到着してない。でも、もう時期来るよ。3:48のがそうじゃない?」
時刻は、3時45分。
そうだといいが…
ケータイ鳴らすか?
「あ!あれじゃね?バス」
ニカが指を指した。
あ!乗ってる!
「いる」
皆がバスを見ていた。
遠くからでもアイツがわかる。
白い服を着てる。
「え?ど、どれ?わかんないよ〜!」
わからんでよし!!
「じゃあ、迎えにいって… ん?」
後ろにクイッと引っ張られた。
秋元?河原?
「なんだ?」
2人が俺を見ていた。
「こら!お前らいい加減にしろ」
???
渉が一喝した。
???
「… やだ」
??
「秋元?」
どうしたんだ?
変な沈黙が流れた。
「着いたぞ、ガヤ」
おっと、そうだ。
慌ててバス停に向かう。
「きゃわ〜〜!ついた〜〜!」
え?
今の… 聞き覚えのある… 声。
「太しゅけ〜〜〜!!」
いいっ!?!?
「どこ〜〜!?太しゅけ〜〜〜!!」
げーーーーっ!?
り、凛斗〜〜!?!?
「な、な、な… 」
「なんだ?あのガキ?」
皆が凛斗を見ていた。
そして、凛斗が 俺に気付いた。
「ああ!!太しゅけ〜〜!!」
俺に走って来る!?
ブロロロロロッ!!
!!!!
「凛斗!!来るなーーーー!!」
横から車が来ていた!
ラッキーカラー
あずきいろ
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asuna951(プロフ) - ありがとうございます!頑張って下さい!応援してます! (2015年1月22日 15時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - asuna951さん» asuna951さん!おはようございます!!わかりました!なるべく早く本編を再開するようにしますね(*^_^*) でも、もう少しの間だけお付き合いくださいね(*^_^*) いつも読んでくれてありがとう。コメもありがとう(*^_^*) これからもよろしくお願いします! (2015年1月22日 7時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
asuna951(プロフ) - 17早く続きがみたいです!よろしくお願いします! (2015年1月22日 3時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - たまりすさん» すみません(>_<) コメに今!気づきました!本当にすみません!柚菜ちゃんウザいですか?現在パート12… もっとウザくなってます(苦笑) 名古屋はもしツアなかなかやらないの〜!見たいですぅ〜!私は玉ちゃんが見たい!!玉命です!いつもありがとうです! (2014年5月30日 20時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
たまりす - かずきちゃんじゃないほうの女の子ちょっとウザいです(苦笑) もしツア、たいぴーでしたね! (2014年5月24日 20時) (レス) id: 43dd3791d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2013年5月28日 18時