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2人の餞別 ページ4

いつものカフェに行くと 素敵な笑顔の2人がいた。


「遅〜い!」
伊吹のプリプリ顔。

「ごめーん!」
手を合わせながら、席についた


すぐに店員が来て ランチをオーダー。


「で、取れた?」
楓が冷静に聞いてきた。

「うん。コレ」
2人の前にチケットを出した。


東北新幹線グリーン車のチケット。


「とりあえず、1ヶ月だね」
う、うん。

「楽しんで来てね」
じっとチケットを眺めた。


明日から夏休みの1ヶ月 太輔の所に行く。

太輔の所に行くのはコレが初めて。


「でも、信じれな〜い!」
え?

「してないなんて!!」
うっ!?


伊吹が、信じれない物を見るかのように私を見た。


「恋人同士がありえないでしょう?3年以上もしないなんて」
だって…

「しょうがないでしょう?Aちゃんの受験とか色々あったし、それに先輩だって
向こうで大変そうだったし」
楓の援護。

「それにしたってさ、しないって ありえないんだけど。Aは、欲しくなかったの?」
うっ!!


それは…


「だって、太輔だって我慢してるのに… 誘惑したらダメでしょう?」
私の為に我慢してくれてるのに。

「そうだけど、私は 無理!!宏光が欲しいもん」
ハッキリしている伊吹。


私だって… 欲しいもん。

考えるだけで 体が求めている… 熱くなる。


「いいじゃないの!明日は、そうなるんだから!」
そうなる…

「きゃあ〜〜!いやらし!!」
や!ヤダ!!


想像したら〜〜!!

2人が 大笑いになった。


「も〜〜!緊張させること言わないで!」
ドキドキしてきたじゃない!!

「あははは!ゴメン!ゴメン!」
笑いながら伊吹は、紙袋をガサガサし出した。


ドン!!


!?!?!?


「私たちからの餞別!!」
何??


綺麗にラッピングされた細長い物体。


「なに?」
開けると、長い容器、赤い液体??

「ボディーソープなの」
へぇ〜!


C A L I N D A?


「香りがすごーく!持続するの」
嬉しそうな伊吹。

「宏光のお気に入り♪そそるんだって」
みつ先輩…

「そそるんだ… 」
太輔もかな??


ごくん。


「今、想像したでしょう?」
はっ!!


2人がにやにやしていた。


「し、してないもん!」
完全にしてた。


あの 優しい手で私を触ってくれる太輔を。

また ドキドキしてきた。


「とりあえず、いちゃいちゃラブラブしてきなさい!」


いちゃいちゃ… ラブラブ… いいかも♪


どんどん期待が膨らむ私だった。

旅行の計画→←取れたチケット


ラッキーカラー

あずきいろ


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設定タグ:藤ヶ谷太輔 , 玉森裕太 , キスマイ   
作品ジャンル:恋愛
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asuna951(プロフ) - ありがとうございます!頑張って下さい!応援してます! (2015年1月22日 15時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - asuna951さん» asuna951さん!おはようございます!!わかりました!なるべく早く本編を再開するようにしますね(*^_^*) でも、もう少しの間だけお付き合いくださいね(*^_^*) いつも読んでくれてありがとう。コメもありがとう(*^_^*) これからもよろしくお願いします! (2015年1月22日 7時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
asuna951(プロフ) - 17早く続きがみたいです!よろしくお願いします! (2015年1月22日 3時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - たまりすさん» すみません(>_<) コメに今!気づきました!本当にすみません!柚菜ちゃんウザいですか?現在パート12… もっとウザくなってます(苦笑) 名古屋はもしツアなかなかやらないの〜!見たいですぅ〜!私は玉ちゃんが見たい!!玉命です!いつもありがとうです! (2014年5月30日 20時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
たまりす - かずきちゃんじゃないほうの女の子ちょっとウザいです(苦笑)   もしツア、たいぴーでしたね! (2014年5月24日 20時) (レス) id: 43dd3791d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亀猫 | 作成日時:2013年5月28日 18時

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