聞き覚えのある名前 ページ30
★☆★ 北斗・side ★☆★
見ろよ… このルンルンな顔。
今まで見たことあるか?こんな涼介…
気持ち悪いぐらいの笑顔。
「あ!俺が持つよ。先に乗って♪」
彼女たちが先にバスに乗り込んだ。
この時間は、空いてるから乗りやすかった。
「うわぁ〜!しゅご〜い!きゃあ!!」
大はしゃぎの凛斗。
「凛君!コラ!!めっ!」
芦田さんが凛斗を捕まえていた。
一番後ろの席に4人で座った。
凛斗は、芦田さんの膝の上。
「わくわくね〜♪ Aちゃ!」
可愛いな、コイツ。
「はやく!はやく!」
バスが出るのを心待ちにしていた。
バスが走り出した。
「きゃわ〜〜!うごいた〜〜!」
くすっ。大興奮だな。
「あのさ」
ん?
涼介?
「なんですか?山田さん?」
芦田さんが、涼介を見た。
「その… 山田さんって堅苦しいからやめてほしいな」
名前で呼んでほしいんだ。
首を傾げた芦田さん。
「じゃあ、えっと… 涼介さん?」
硬!!
「涼介で… 」
言うなぁ〜 涼介。
「え〜、呼び捨てですか?う〜ん、嫌です」
あ!一刀両断された。
意外とはっきりしてる彼女。
「りょうくん!」
へっ!
「ぼくのおともだちにも りょうくんいるよ!おなじ〜♪」
涼君ね…
「じゃあ、涼君でいいですか?松村さんは… ほっくん?」
ほっくん!?
… そんな呼び方、かぁちゃんかよ。
「いや、北斗君でお願いします」
呼び捨てされないって なんか新鮮じゃん♪
「じゃあ、芦田さんは、Aちゃんでいい?」
ん?
Aちゃん??
あれ?なんだろう… なんか聞き覚えのある名前。
「いいですよ」
嬉しそうに話している3人。
A… って??
「どこだったかな〜… 絶対 最近聞いた名前だぞ… 」
ぶつぶつ言いながら、Aちゃんを見ていた。
バスは、青葉山キャンパス内に入って行った。
広大なキャンパス内。バスや車がないと動き回れないほどだ。
「もうすぐだよ。ほら、見えた!」
涼介が指をさした。
「わ〜!わ〜!太しゅけ〜〜!!」
… 太しゅけ?
太しゅけ… 太しゅけ… たいすけ… 太輔!!
「まさか!!」
席を立ちあがった。
「君… 」
ブゥー…
「工学部中央〜… 工学部中央〜 」
バスが着いた。
「きゃわ〜!Aちゃ!いこ!!」
凛斗が一目散に出口へ向かって行った。
「あ〜ん!待ってよ〜!!」
ふわっと、俺たちの横を通り過ぎた。
彼女は… 間違いない!!
藤ヶ谷先輩の彼女だ!!
ラッキーカラー
あずきいろ
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asuna951(プロフ) - ありがとうございます!頑張って下さい!応援してます! (2015年1月22日 15時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - asuna951さん» asuna951さん!おはようございます!!わかりました!なるべく早く本編を再開するようにしますね(*^_^*) でも、もう少しの間だけお付き合いくださいね(*^_^*) いつも読んでくれてありがとう。コメもありがとう(*^_^*) これからもよろしくお願いします! (2015年1月22日 7時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
asuna951(プロフ) - 17早く続きがみたいです!よろしくお願いします! (2015年1月22日 3時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - たまりすさん» すみません(>_<) コメに今!気づきました!本当にすみません!柚菜ちゃんウザいですか?現在パート12… もっとウザくなってます(苦笑) 名古屋はもしツアなかなかやらないの〜!見たいですぅ〜!私は玉ちゃんが見たい!!玉命です!いつもありがとうです! (2014年5月30日 20時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
たまりす - かずきちゃんじゃないほうの女の子ちょっとウザいです(苦笑) もしツア、たいぴーでしたね! (2014年5月24日 20時) (レス) id: 43dd3791d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2013年5月28日 18時