白の天使 ページ19
◆◇◆ 涼介・side ◆◇◆
ザワザワ… ガヤガヤ…
「あっち… ?」
こっちかな?力学… 航空書…
「ねぇ、可愛くね?」
ん?
俺を見てる… ?
「女の子みたい… 可愛い〜♪」
カチン☆!
「声 かげる?」
冗談じゃない!!
『ふん!』として2人に背中を向けた。
「涼介!あった!こっち」
北斗が端から 俺を呼んだ。
「きゃ!あっちもかっこよぐね?」
ちっ!
ついてきやがる…
「北斗、もう行こうぜ」
さっさと本を持ち、会計に急いだ。
「?? どうした??」
後ろをくいっと見た。
北斗が気づいた。
「なるへそ」
会計を済まし 慌てて出た。
そのまま、駅に向かった。
「ったく、なんでココにしかないんだ!」
何とか女を巻いた。
「しょうがないだろ、この本、まだ大学にもないんだから」
仙台駅近くにある大型本屋。
溜め息を深くついた。
「もう やだ… こんな顔」
母さんに似た女顔。
「俺は、可愛いと思うけど」
北斗を睨んだ。
「お前は、背も高くて顔もそれなりにかっこいいじゃねぇか!」
俺なんか…
背は低いわ、女顔だわ… 俺のコンプレックス。
「んなこと言ってると、彼女できないぞ」
俺の頭を撫でた。
パシッ!!
「彼女なんか いらねぇ!!」
俺の理想の女の子なんていない!!
「そんなこと言うなよ〜、モテるのに」
バカにしてるだけだ!!
駅前をダラダラ歩いていた。
「あ!便所!」
目の前に発見!!
「はいはい… 行ってらっしゃい。俺、そこの本屋にいるからな」
また 本屋かよ。
本当に本が好きな奴。
「う〜!もっちゃうぅ〜〜!」
慌てて 目の前の便所に駆け込んだ。
ふぅ〜… スッキリした〜♪
用を済ませ、出ようとした。
ドン!!
「きゃぅ!」
へっ!?
目の前に転がった小さな物体。
「ふぇ〜… ん… ぅ〜… いちゃ〜… い」
小さな男の子とぶっかって泣かしてしまった!
「わ〜〜!ごめんね〜!!」
どうしよう〜!!
ワンワンなく男の子。
「凛君!どうしたの!?」
え?
ふわっ…
な…
て… 天使… ?
「すみません。はい、凛く〜ん 泣かないの。男の子でしょう?」
俺の横に…
天使がいる…
「Aちゃ… いちゃい… 」
優しく男の子の涙を拭いていた。
白い… 可憐な天使。
「すみませんでした。ほら、凛君。お兄ちゃんに ごめんなさいして。凛君が言うこと聞かなくて
ぶっかったんだから」
天使は、男の子と一緒に頭を下げた。
ラッキーカラー
あずきいろ
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asuna951(プロフ) - ありがとうございます!頑張って下さい!応援してます! (2015年1月22日 15時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - asuna951さん» asuna951さん!おはようございます!!わかりました!なるべく早く本編を再開するようにしますね(*^_^*) でも、もう少しの間だけお付き合いくださいね(*^_^*) いつも読んでくれてありがとう。コメもありがとう(*^_^*) これからもよろしくお願いします! (2015年1月22日 7時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
asuna951(プロフ) - 17早く続きがみたいです!よろしくお願いします! (2015年1月22日 3時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - たまりすさん» すみません(>_<) コメに今!気づきました!本当にすみません!柚菜ちゃんウザいですか?現在パート12… もっとウザくなってます(苦笑) 名古屋はもしツアなかなかやらないの〜!見たいですぅ〜!私は玉ちゃんが見たい!!玉命です!いつもありがとうです! (2014年5月30日 20時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
たまりす - かずきちゃんじゃないほうの女の子ちょっとウザいです(苦笑) もしツア、たいぴーでしたね! (2014年5月24日 20時) (レス) id: 43dd3791d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2013年5月28日 18時