太輔の元へ ページ16
ぼ〜っと玄関に、3人でいた。
「… 一樹君、遅いな」
先生待ちだった。
先生が東京駅まで送ってくれる。
一緒に旅行へ行くという 凛君へのアピール。
で、『違う電車に乗っちゃった〜!』作戦なの。
「10分遅刻だよ〜… も〜〜!」
ププッ〜!!
「来た!!」
すぐに 玄関を出た!
「わりぃ〜!」
先生のワゴン車が横づけ。
お父さんが慌ててトランクに荷物を入れてくれた。
バタン!!
「じゃあ、行ってきます!」
急いで車に乗り込んだ。
「太輔君によろしくね!着いたら電話しなさいね」
2人が手を振ってくれた。
「竜じじ、いってくるぅ〜!」
凛君がご機嫌で手を振った。
私は、もう一度『行ってきます』と、小さくなる食堂を見ながら つぶやいた。
「Aちゃ、わくわくね♪」
私の手をぎゅっと繋ぎ、最高の笑顔で言った。
この笑顔とも1ヵ月会えないな… 太輔に どことなく似ている凛君。
車は、東京駅近くのパーキングへ。
「すげーな… この人」
夏休み最初の連休、旅行する人たちで新幹線ホームは、すごい人だった。
列車が来るまで、あと10分。何とか間に合った。
「凛斗〜!あまりちょろちょろするな〜 迷子になるぞ〜!」
物珍しそうに、ホームを見ていた。
「きゃはは!すごーい!」
いろんなところを見ていた。
楽しそうな凛君。
「太輔のこと頼むな、どうせ ろくな物食べてないから」
わかってる。
「先生も気を付けてね。香さんのこと」
お腹の赤ちゃん。
「わかってる!任せておけ!なぁ〜?姫〜♪」
親バカぶり炸裂で、香さんのあまり目立たないお腹を触っていた。
仲の良いラブラブな2人。
『まもなく、22番ホームに… 』
「お、来たな」
うん、来た。
「うわー!でんしゃ!」
凛君大騒ぎ!!
ザワザワと、乗客が密集してきていた。
10分間の清掃が終わり、扉が開く。
私は、荷物が多い為 一番最後に乗った。
「じゃあ、グアム楽しんで来てね!」
先生は、この後 マッハで空港に行く。
「ああ!お土産楽しみにしろよ!」
あれ?
凛君… いないな?
まっ!いっか。演技しなくていいし…
「行って来ます!!」
2人に手を振った。
シュー… バタン。
プルルルルルッ…
東北新幹線は、ゆっくり走り出した。
ドキドキ… ドキドキ…
「ふぅ〜!よし!!」
2個の荷物を持ち、端の指定席に座った。
ブー… ブー… ブー…
ようやく落ち着いた頃、ケータイが鳴った。
ラッキーカラー
あずきいろ
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asuna951(プロフ) - ありがとうございます!頑張って下さい!応援してます! (2015年1月22日 15時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - asuna951さん» asuna951さん!おはようございます!!わかりました!なるべく早く本編を再開するようにしますね(*^_^*) でも、もう少しの間だけお付き合いくださいね(*^_^*) いつも読んでくれてありがとう。コメもありがとう(*^_^*) これからもよろしくお願いします! (2015年1月22日 7時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
asuna951(プロフ) - 17早く続きがみたいです!よろしくお願いします! (2015年1月22日 3時) (レス) id: 49358eec38 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - たまりすさん» すみません(>_<) コメに今!気づきました!本当にすみません!柚菜ちゃんウザいですか?現在パート12… もっとウザくなってます(苦笑) 名古屋はもしツアなかなかやらないの〜!見たいですぅ〜!私は玉ちゃんが見たい!!玉命です!いつもありがとうです! (2014年5月30日 20時) (レス) id: e09e4ec41e (このIDを非表示/違反報告)
たまりす - かずきちゃんじゃないほうの女の子ちょっとウザいです(苦笑) もしツア、たいぴーでしたね! (2014年5月24日 20時) (レス) id: 43dd3791d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2013年5月28日 18時