賑やかな我が家 ページ17
◆ 太輔・side ◆
パタン。
「よし… これで全部OK」
初めて使うデカいスーツケースを見つめた。
「明日から… 」
コンコン。
「太輔〜♪」
ん？
「あれ？早かったね」
「ああ、今日はオペも会合もなかったからな」
兄さんが旭を抱っこしながら入ってきた。
「父さんももう帰って来るし、玉たちも来るって」
「そうなんだ」
あは！賑やか！
「どうでもいい一樹も来る」
「どうでもいいって… 一樹だって家族だろうが」
まぁ、確かに面倒な時もあるけどさ。
一樹にも報告したかったから丁度いい。
「どうだった？芦田家は」
「おじさんとお母さんにはちゃんとってわけじゃないけど、了承を得てきたよ」
兄さんが『 そっか… 』って つぶやきながらベットに座った。
俺の部屋をジッと見ていた。
「この部屋の物はどうする？」
…
「どうしようかな… 考えてなかった」
「まぁ、このままにしとけばいっか… 旭が喜ぶかもしれないし」
出窓にある飛行機を旭に見せていた。
ぼ〜っと飛行機を見てる旭。
ん？
「なんかドタバタ聴こえない？」
「ああ… 来たな」
ドタドタドタ…
「きゃーー！！」
「待て〜！捕まえるぞーーー！！」
来た来た…
呑気な親子が。
バタン！！
「きゃーー！！太輔 たすけて〜〜！！」
ドーンと俺の膝によじ登ってきた凛斗。
俺に抱きついた。
「きゃはは！！パパべーだ！！」
「ベーとはなんだーー！！こうしてやるーー！！」
！！！
「やめ！あはははは！！何で俺なんだよ！？あははは！！」
２人がなぜか俺をくすぐってきた！！
相変わらずの親子に俺タジタジ。
兄さんは笑ってばかりで助けてはくれない。
そのうちに俺が… バテた…
「あ、凛斗、桜良 来たみたいだぞ」
「さくら！！ぼく、あ、」
バタバタと下に降りて行った。
「た、助かった… 」
「慎太郎おじさん許してくれたって？」
一樹が兄さんの横に座った。
「うん」
まぁ、少しいじけた… とは、父さんの名誉のため言わない。
「Aには？」
「まだ。父さんにもう一つ許してもらったらにする」
首からネックレスを出した。
「決めた？」
「うん、決めたから」
２人は、深くは聞いて来なかったがわかったらしい。
俺は、晩御飯の後 父さんの書斎に行った。
母さんの指輪を握りしめて。
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亀猫(プロフ) - 皆様へ。「続・青蘭」３２は、パート３３へ移行致しました。コメを下さる方は、そちらにお願い致します（*^_^*） いつも読んでくれてありがとうございました！！ (2017年7月16日 7時) (
レス) id: ceded95606 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - えみさん» えみさーん！毎日お疲れ様でーす！！次に「続・青蘭」を読めるのが１か月後ですか…私も残念です。何度も読んでくれてるんですね、ありがとうございます！泣いてもらえるなんて本当に嬉しい（*^_^*）１か月後また読みにきてくれることを楽しみにしてますね！ (2017年7月15日 22時) (レス) id: ceded95606 (このIDを非表示/違反報告)
えみ - ｲﾂﾓ更新ありがとうございます！給食作ってる私ももうすぐ夏休み♪今読んでるスマホはWi-Fi環境じゃないと読めません。２０日に帰省する為お目にかかれるのが一ヶ月後すごい気になるが一ヶ月我慢します！そのために何度目かわからないけど最初からまた読んで涙します (2017年7月15日 9時) (レス) id: d3c6fa3549 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - Rimo*さん» 毎日暑いよね…嫌になるよね(>_<)早く夏が終わってほしいよ…本当に。明日から本番かな？それとも来週？暑いけど頑張ってね！明後日からパート３３です。またそちらの方で待ってますのでよろしくお願いします！ああ…お休みがもっとほしいなぁ。 (2017年7月14日 20時) (レス) id: ceded95606 (このIDを非表示/違反報告)
Rimo*(プロフ) - 亀猫さん» ハプニングだらけっていうのも面白そうですね（笑）今年はどんなハプニングが待ってるのか楽しみです！ 私のところはすごく晴れています。私の住んでる地域では珍しいぐらい暑くて、熱中症になる人が多くいて外で踊ることもままならない状態ですね。 (2017年7月14日 8時) (レス) id: 54173f02db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亀猫
| 作成日時：2017年5月23日 16時
