罪の告白 ページ4
◆ 太輔・side ◆
じっと見つめる視線…
気づいている瞳。
俺は、おじさんと話した屋上テラスへと向かった。
ガチャ… キィ…
「綺麗な空だ… 」
雨が上がり澄み切った青空だった。
「太輔」
…
シーン…
「ちゃんと話して」
声のトーン…
今までに聞いたことない。
誤魔化せない…
いや、誤魔化してはいけない。
これは、俺の罪。
「… 太輔」
「俺、死のうとした」
シーン…
「お前がこの世からいなくなるって思って… 」
バシッ！！
「… ぃっ… 」
いて…
「バカ… 」
A…
頬に鈍い衝撃…
苦痛に歪んだ顔…
「バカ… 太輔の… バカ… 」
ぽろぽろと涙が零れた。
シーン…
「ごめん… 」
「… バカ… 」
A…
Aは下を向き 声を殺し泣いていた。
力強く握りしめる手… これは… 怒りだ。
Aの怒り…
そっ… と、手を握った。
「A… 聞いてくれ」
黙ったまま…
「俺は… 本当に愚かだったんだ… 」
「勝手に お前が死ぬと思った… 」
シーン…
「お前がどんどん冷たくなってくのが恐ろしかった… 」
「自分の心がコントロールできなくて… 歪んでいった… 」
勝手に思い込んだ…
お前が死ぬと。
「母さんが命がけで産んでくれたことも忘れて… 自らの命を絶とうした」
最低な考え…
「お前がいなくなるなんて… 耐えられなかったんだ」
あの時は…
自暴自棄になっていた。
「でも… 」
「バカ… 」
A…
「聞いてくれ… 」
「やだ！！」
！！！
バッ！！
手を解かれた！！
「A！！」
「いや！離して！！」
A！！
腕を掴み抱きしめた！
「バカバカバカ！！太輔なんか大嫌い！！バカ！！」
A…
「なんで… そんなこと… するのよ〜… 」
うん…
ごめん…
「ごめん… 」
ごめんな…
「酷くなってるじゃない… 私のせいじゃない… 」
「信じろって… 言ったくせに〜… ぅ〜… 」
A…
愚かだった…
だから 兄さんに… 姉さんに… 玉やみつ…
皆に怒られ泣かれた。
「俺… お前を信じてなかった」
ピクッとした体。
「お前のこと… 信じてない俺があんな行動をした」
ゆっくり俺の胸から顔をあげた。
親指で涙を拭う…
瞳にキス。
俺は、またゆっくり抱きしめた。
そして… この１週間に俺がしたことを話した。
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亀猫(プロフ) - 皆様へ。今からパート２２へ移行します。コメをくださる方はパート２２にお願いします。いつも読んでくれて本当にありがと。パート２２も頑張ります！！よろしくです！（*^_^*） (2015年11月17日 21時) (
レス) id: 5525564cd8 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - 嶺さん» もうメロメロです！ヤバいくらい可愛いです！玉ちゃんってば！あのにっこり笑顔されたらキュン死します。原宿にいた人たちいいなぁ…って羨ましく思いました。今日はパート２２に移行します。またそちらにコメをくれたら嬉しいです。これからも頑張るね！ (2015年11月17日 21時) (レス) id: 5525564cd8 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - momoさん» momoさん！こんばんは！ブサイクな顔はなかなか直らない…(；一_一) 今も覆面のようにストール巻いてます。顔全体があったかくていいけどね♪パート２２に移行します。もしよかったらまた読んでくださいね（*^_^*） ジム頑張ってますね！偉い偉い！！ (2015年11月17日 21時) (レス) id: 5525564cd8 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - せんかさん» せんかちゃん！こんばんは！お返事がかなり遅くなってごめんなさい(>_<) まだネガティブなんですけど…地道に頑張りたいと思います。火曜サプライズ見た？玉ちゃんいっぱいだった〜！幸せ〜（*^_^*） このウキウキ感のままパート２２に移行します！よろしくです！ (2015年11月17日 21時) (レス) id: 5525564cd8 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - ソフィアさん» お返事が遅くなって申し訳ありません。そうなんです！素敵なモノクロのポスターで思わず飾ってしまいました！！小さなスペースが私の憩いの場所！毎日「玉ちゃん」って話しかけてうっとりしてます（笑） 今日はたくさん玉ちゃん見てうきゃうきゃしてました！！ (2015年11月17日 21時) (レス) id: 5525564cd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亀猫
| 作成日時：2015年9月29日 17時
