Lv.15▼.“イレギュラー” ページ17
その後、会議室へと案内された｡
幹部しか立ち入れない筈の会議室に入室させて貰えたのは他でもないシュナちゃんとベニマル君､そして意外なことにソウエイ君のお陰だ｡
改めてカイジンさん達に挨拶をし、末席に座らせてもらう｡
集まったは良いものの､沈黙が場を支配する｡
苦しげな表情を見せる幹部陣。
いつも騒がしい彼女がいないのだ。
彼らの部下だって多く死んだことだろう｡
改めて自分が部外者であることを自覚する。
が、そんなことを言っていたってどうしようもない｡
ベルゼブブ､リムル様がこちらにいらっしゃる様子はある？
《告｡確認されておりません｡》
む、原作ではどんな流れだったっけ…？
《告。3日後、個体名:エリューンとその仲間と会い､魔道王朝サリオンに伝わる伝承を聞かされ､魔王化に踏み切るはずです｡》
おお…さすがベルゼブブさん…。
《…告｡結界の中に何者かが侵入した様子です｡
敵意を確認､迎え撃つことを推奨します。》
は!?そんな展開原作にはないだろ！！
ガタッ､と音を立て､椅子から立ち上がる｡
突然に破られた沈黙に全員の視線がこちらを向く｡
『…申し訳ないけど､急用ができたわ｡
少し失礼させてもらいます｡リムル様がいらしたらその旨をお伝え願えるかしら?』
その言葉に､ソウエイが頷く｡
原作がどうなるか分からないし、伝言は頼んでおいて損はないだろう。
一礼して会議室を出て､
とんでもないイレギュラーだ｡相手がどんな隠し玉を持っているか不明な以上､空間移動は避けた方が良い。
私のせいかもしれない､そんな可能性は考えないように､ただひたすらに侵入者の元へと駆けた｡
Lv.16▼.初めての戦闘(という名の一方的なリンチ)→←Lv.14▼.小さな救いと｡
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諒輔 - 更新してー (1月1日 10時) (
レス) @page27 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
紅白の巫女 - 面白すぎる！続きいいい (11月8日 18時) (レス) @page27 id: ecef28fcbd (このIDを非表示/違反報告)
おもろー - さいこーーーーーー！！！ (11月5日 21時) (レス) @page27 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
珠梨(プロフ) - 細石さん» ディアブロカウントダウン！ (9月30日 12時) (レス) @page27 id: ac62a72ef1 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 初めまして。一気に読みましたので感想を。…………面白すぎだろッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!((失礼いたしました。とても面白い作品ありがとうございます。これからもどうか頑張ってください。 (2022年12月11日 18時) (レス) @page21 id: 24bba1a895 (このIDを非表示/違反報告)
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