Lv.10▼.状況を整理しよう。 ページ12
…ふむ、しかし
あ、責めてるわけじゃないからね!!
《告｡主様の身体にまだ馴染めておらず､権能を完全に扱う事が出来ませんでした｡》
なるほど。なら仕方ない。
魔力感知を取得することが必要だったのもそういうことかな？
《是。肯定します。》
おk。ありがとう。
……さてと、シオンちゃんのこと､しっかり見とかないとなぁ…
『…改めて､先程は本当にごめんなさい。』
｢…あぁ…｣
考え込むような素振りを見せつつ､そう言って頷くベニマル君｡
っはー！！イケメンって何やっても絵になるよな！！！もう！！！好きじゃん！！！！
『詳しい話は後にしてもいいかしら
…もう一度お願いするわね、シオンちゃんに、会わせて貰えないかしら。』
黙りこくるベニマル君。
あっ、ごめんね、上から目線はお前もだろってことかな？？
まぁ、そこはベニマル君の寛容さを信じて…
｢…少なくとも､現時点でこちらに危害を加える姿勢は見当たらないが…
……何故シオンや俺のことを知っているのかは知らないが､こちらももう一度聞かせて貰おうか。
本当に、俺達に危害を加えるつもりはないな?｣
…イケメンかよ。ばり寛容じゃん。
さすがベニマル君。いつでもイケメン。
『えぇ。そんなつもりは一切無いわ。
私も魔物だもの。頭の悪い人間にはうんざりなのよ。』
…うん。これは割とマジで。
頭の悪い人間ほど邪魔な生き物はいないと思っている。
｢……分かった。案内しよう。
ただし、少しでもおかしな動きを見せたら､その瞬間に燃やす。｣
わ、自分で言っておいてなんだけど迂闊…
だと思ったら物騒…
…さすがベニマル君。(２回目)
『ええ。お願いね。』
にこ、と微笑むと、小さく頷き私に背を向けて進み出す。
うわー、うわーっ、バックハグしたいくらい、いい背中してるわぁ…
しばらく無駄なことを考えていると、ベニマル君の、少しくぐもったような小さな声で、着いたぞ、と聞こえた。
Lv.11▼.紫苑。→←Lv.9▼.あるある展開じゃないか??
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諒輔 - 更新してー (1月1日 10時) (
レス) @page27 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
紅白の巫女 - 面白すぎる！続きいいい (11月8日 18時) (レス) @page27 id: ecef28fcbd (このIDを非表示/違反報告)
おもろー - さいこーーーーーー！！！ (11月5日 21時) (レス) @page27 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
珠梨(プロフ) - 細石さん» ディアブロカウントダウン！ (9月30日 12時) (レス) @page27 id: ac62a72ef1 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 初めまして。一気に読みましたので感想を。…………面白すぎだろッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!((失礼いたしました。とても面白い作品ありがとうございます。これからもどうか頑張ってください。 (2022年12月11日 18時) (レス) @page21 id: 24bba1a895 (このIDを非表示/違反報告)
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