Lv.9▼.あるある展開じゃないか?? ページ11
怒りのままに歩く私は大層目立っているようで､あらゆる視線が刺さっている｡
まぁ大して気にならないのだけれど。
≪警告! このままでは主様の魔力が暴走します!その場合､結界が破壊される危険性があります！≫
…は？
制御も出来ないの？
≪ｯ…!申し訳ありません､主様…≫
ｯｯ､アカン､怒りが抑えられん…
ごめんねベルゼブブ､キミは悪くないよ。
頼りにしてるから､頑張って。
≪…了!≫
うん、どことなく嬉しそうだ｡
「!?…おい貴様､何者だ」
聞こえた声の先に目を向けると
そこには､溢れ出る
『そこを退いて､ベニマル君｡私もシオンちゃんの元に行きたいの｡』
早めに､遺体の状態を確認しておきたかった。
「俺が聞いているんだ､答えろ｡
…貴様は侵入者の一味か?」
『上から目線にも程があるわよ､ベニマル君｡
あんな野蛮な連中と一緒にしないで頂戴｡』
『私だって､私も､わた､し､も…』
私も､なんだ?
私は何もしてない｡悔いるようなことは､何も｡
ただ､たまたま転生して､
たまたまこの世界の事を知っていた。
ただ､たまたまが重なっただけ。たったそれだけの私が､そんなことを言える立場か？
『あぁ､最低だなぁ､私は｡』
「何を言って…ｯｯ!オーラが!?」
あぁ､畜生!気を抜くからこうなるんだよな!!
私の回りに､大量の禍々しいオーラが漂っている。
ごめん､ベルゼブブ!オーラを出来る限り抑えて!
私の体はどうなってもいい!ベニマル君に念のため絶対防御を!!
≪了!!≫
驚きと怒りに満ちた顔のベニマル君を他所に、ベルゼブブに指示を出す｡
≪…告。完全に抑えました｡個体名ベニマルの絶対防御を解除します｡≫
流石ベルゼブブ。頼りになるね！
≪告｡ 光栄です｡≫
「ｯ!?今一瞬体が楽に…?」
理解の追い付いていないベニマル君に解説する｡
『…ごめんなさい､貴方に危害を加えるつもりはさらさらないわ｡
楽になったのはきっと貴方の周りに絶対防御を張ったからね｡』
本当にごめんなさい､と付け足して言う｡
＿＿＿
一旦切ります!
恐らく明日になりますが､また更新しますね!
Lv.10▼.状況を整理しよう。→←Lv.8▼.知ってはいたけれど。
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諒輔 - 更新してー (1月1日 10時) (
レス) @page27 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
紅白の巫女 - 面白すぎる！続きいいい (11月8日 18時) (レス) @page27 id: ecef28fcbd (このIDを非表示/違反報告)
おもろー - さいこーーーーーー！！！ (11月5日 21時) (レス) @page27 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
珠梨(プロフ) - 細石さん» ディアブロカウントダウン！ (9月30日 12時) (レス) @page27 id: ac62a72ef1 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 初めまして。一気に読みましたので感想を。…………面白すぎだろッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!((失礼いたしました。とても面白い作品ありがとうございます。これからもどうか頑張ってください。 (2022年12月11日 18時) (レス) @page21 id: 24bba1a895 (このIDを非表示/違反報告)
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