Voyage (ページ7)

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～現在～

潤「だからな？また寝不足で貧血起こすかもしれないだろ？早く寝ろ。」

和「分かったってばぁ。もう。…じゃあ、あと30分！30分だけやらせて！」

潤「ダメだ！今すぐ寝ろ！」

そう言って和の脇の下に手を差し込みその体を浮かせる。

和「やだ～やだやだ！やめてよぉ潤くん」

潤「大人しく言うこと聞いたらおろしてやる」

和「いーやーだー！」

小学生のように駄々をこねるこいつ。

もう、いわゆる”いい大人”なのに、今でも俺だけにはこんな態度をとったりする。

こんな時間にこれだけうるさくしていたのだから、他の人たちも起こしてしまったみたい。

眠そうな目をコシコシと擦りながら入ってくる相葉さん。

雅「なにぃ。どうしたの。大きい声だして。」

和「まーくん！助けて！潤くんがいじめてくる！」

雅「え！松潤なにやってんの！いじめはダメって小学校で教わったでしょ？」

潤「ちげぇよ！いじめてるんじゃなくて、和がこんな時間まで起きてるから早く寝ろって言ってるだけなの！」

和「まぁくん～泣」

和はお得意の涙目で相葉さんに助けを求める。

そんなうるうるした目で見られた相葉さんは、にのちゃんおいで、と両手を広げて和をその腕の中に収めた。

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