検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:10,218 hit

アサシンの間に産まれた娘の時間 ページ8

烏間先生から少し説明を受けた。

烏間先生は私の能力を買って暗殺して欲しい様だ。

確かに、生徒を巻き込むのは危険だ。
依頼内容には護衛も付いている。
私を選ぶのは妥当な判断だ。

しかし、夜叉は使えない。

しかし…コレはアイツからしたら、見せ物だ。
対して此方は暗殺となる。
そうすれば意味は違う。

見せ物は何度でも見せる事ができるが…暗殺は一度きり。
命が散る様は何時も一度しか無いのだから…

私はナイフを手に取る。猿比古と八田君もびっくりしている。私が了承するとは思わなかったらしい…殺気を悟られない様にそっとナイフを撫でる。

うん、いける。

まずは、儚げな眼をしてナイフをもう一度見る。

相手は父ちゃんはいつでもいいぞ〜と呑気な面を構えていた。

そして、私は普通に歩き出した。ナイフを持ったまま、その手にあるナイフの存在感を出来るだけ無くす様に反対の手に少し相手の意識を誘導させる。

あと数歩のところでわざとトンッと相手の肩に体を当てた。

相手はびっくりした様だが、次第に苦痛に顔を歪め始めた。

当然だ。
何故なら私は今、相手の腹にナイフを入れているのだから…

母から直伝の技の1つだ。
異能力を持たない頃に教わった技。
異能を使えない時にはもってこいのものだ。

相手は私を殴ろうとするのはわかっていた。
人は誰しも突然攻撃されたら何かしら抵抗するからだ。

予測していた私は、飛び跳ねながらナイフを相手の体内から抜く。

勿論、重要な臓器を傷つけない様に細心の注意を払っている。

飛び散る、血。
その返り血を一滴たりとも浴びずに私は距離を置き様子を伺う。

相手は倒れた。

少し深めにいれたのだから当たり前か。

とりあえず、これで良しとしよう。

そう考えて先生の指示を待った。

が、やり過ぎだ…と呆れられ、刃物も勿論没収された。

殺せんせーはどうやら臓器に傷1つ付いていないことにえらく感心している様だ。

私はアサシンの娘。
これぐらいなら朝飯前だ。

そのあとはクラスメイトに質問責めにされたが…

まぁ、このクラスだ。少しは仲良くしたいと思ったから両親が政府の直轄アサシンという事を教えた。

あながち間違ってはいない。うん。少し、違うけど!

そうしてクラスに馴染んでいき季節は夏休みへ。

夏休みの合宿に来ていく服は全て猿比古からプレゼントされた。


もう1つだけは両親からのお祝いで探偵社に直接ドレスが届けられたのはまた違う話。

暗 殺 合宿前の時間→←体育の授業


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

着物

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
設定タグ:ちょっと暗殺教室、K , 文スト , 伏見猿比古   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

翡翠 永礼(プロフ) - 悠紀さん» ありがとうございます!猿比古となるべく絡ませたいとも思っています!これからも宜しくお願いします!更新のお楽しみとのことも嬉しく感じます! (2017年8月4日 15時) (レス) id: b6df0390b8 (このIDを非表示/違反報告)
悠紀(プロフ) - 私は猿比古が大好きなので少しでも猿比古とのお話が増えてくれるのがとても嬉しいです。入院されながらではとても大変だとは思いますが、更新を楽しみにしてます。急に失礼致しました。 (2017年8月4日 15時) (レス) id: 0834501bf5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:翡翠 永礼 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年8月3日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。